コラム

子宮腺筋症があっても妊娠出産は可能?

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子宮腺筋症は子宮内膜症の一種で、内膜に似た組織が子宮の筋層に入り込んで子宮体部の肥厚を引き起こすため起こる疾患です。重症の場合では、不妊の原因となったり、妊娠後に流産や早産のリスクを高めることもあるので注意が必要です。


子宮肌腺症與懷孕的應對法則


臨床症例からみる、子宮腺筋症の治療方針

では、体外受精治療を受けている34歳と37歳の患者さまの症例と治療についてご紹介します。

お二人とも子宮腺筋症の問題がありCA125の値が基準値より高かったため、採卵後はすぐに移植を行わず一旦胚を凍結しました。
そのうちお一人は卵巣機能が低下していたため、先に胚を貯める方法を選択しました。
採卵を3回行い、幸いにも3~4個の胚盤胞を得ることができました。

胚移植周期の前にリュープリン(下垂体刺激ホルモン作動薬の一種)を投与し、その後エストロゲンを内服して子宮内膜を整えました。

その結果、お二人とも1回の移植で妊娠に成功し、現在は妊娠約6~7か月です。


子宮腺筋症がありますが、自然妊娠はできる?

答えは――可能です!!

私の親しい友人が2人いますが、2人とも思春期の頃から子宮腺筋症による重い生理痛があり、しかもチョコレート嚢胞も合併しており、とても苦労していました。

そのうち1人は腹腔鏡手術を受け、もう1人は経口避妊薬による治療のみを受けていました。
ですが幸運にも、結婚や出産について悩んでいた時期に、2人とも自然妊娠したのです!
今ではすっかりママになり、子どもたちは歩いたり跳ね回ったりしています。

そして今日は子宮腺筋症の患者さまの妊娠判定の日でした。
程度は軽度から中等度の方で、先月末に人工授精から始めたいと治療に来られました。子宮内膜の状態はそれほど良好とは言えなかった(約7~8ミリ)のですが、今日の妊娠反応採血の数値はなんと1000以上!

本当に嬉しく思っています。


まとめ:
妊娠に影響を与える要因は数多くありますが、現代は医療技術が発達しており、多くの解決方法が生まれています。しかし同時に、さまざまな「可能性」と「難しさ」も存在します。

これは決して宿命論ではありません。ただ言えるのは、信じる気持ちを持ち続けること。そうすれば、きっと良い知らせが訪れるでしょう。私たちも心からそう願っています。


著者情報
NUWA生殖医療センター ― 沈孟勲(シェン・モンシュン)医師

専門分野:
子宮内膜症、体外受精(IVF)、人工授精、卵子凍結、卵巣機能異常、早発卵巣不全、子宮鏡手術、高度婦人科手術、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)、内分泌異常、卵子研究、未成熟卵子の培養

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