政府は少子化対策として出産を奨励するため、2025年より「ハッピー妊活三大プラン」をスタート。その中でも最も注目されているのが、「不妊症体外受精助成金3.0」制度です。
この新制度は 2025年11月1日から正式に施行 され、助成金の上限が大幅に引き上げられます。これにより、子どもを望むご夫婦が夢を叶えるための経済的負担を大きく軽減することが期待されています。
以下に、ポイントを一目で確認できるよう最新の助成内容と旧制度との比較をまとめました。
2025年版 体外受精助成金3.0 申請資格
条件
| 説明
|
夫婦のいずれか一方が 中華民国(台湾)国籍を有すること |
行政機関にて婚姻登録を完了していること (合法的な婚姻関係である) |
認定人工生殖医療機関が「不妊症」と
診断していること
|
さらに体外受精治療を 推奨されていること |
| 施術を受ける妻の年齢が44歳以下である |
申請年度内に45歳未満であること |
📌 申請者自身で資料をアップロードする必要はありません。
NUWA医療が助成申請をすべて代行します。
2025年版 体外受精助成金3.0 金額と対象項目
| 申請区分 | 初回助成金額上限 | 2回目以降助成金額上限 |
低所得・中低所得家庭 (年齢や胎次の制限なし) |
毎回最大15万台湾ドル
|
毎回最大15万台湾ドル |
一般家庭(非低所得) 妻が39歳未満 |
最大15万台湾ドル |
最大10万台湾ドル |
一般家庭(非低所得) 妻が39歳以上45歳未満 |
最大13万台湾ドル |
最大8万台湾ドル |
🔍 助成対象には以下が含まれます:
基本検査、排卵誘発、採卵、採精、胚培養、胚移植、胚の凍結など。
(※「凍結胚」とは、その周期に移植せず凍結保存する胚を指します。凍結保存費用や融解後の再凍結費用は助成対象外です)
体外受精助成金3.0の利用ルール 3つのポイント
1.助成回数は年齢によって異なる
助成回数は、治療を受ける妻の年齢によって区分されます:
‐40歳未満:最大6回まで申請可能
‐40歳〜45歳未満:最大3回まで申請可能
📌 助成回数は「助成を受けて出産した胎数」に応じて再計算されます。
もし第1子のときに無事出産できた場合、第2子・第3子のときも、その時点での年齢に基づいて再度助成を申請することができます。
第1子の初回助成金申請時に40歳未満であっても、第2回目の申請時に40歳を超えている場合は、その胎については40歳以降、最大で5回まで助成金が受けられます(39歳での初回申請を含めて合計6回まで)。
📌 助成金申請時の年齢は「申請日の月」を基準に計算されます。
治療開始日や誕生日当日ではなく、申請日を基準として判定されます。また、申請日から1年以内にその申請分の治療を完了する必要があります。
2. 移植胚の個数には年齢制限がある
多胎妊娠のリスクを減らし、妊娠期間の安全を確保するため、助成金制度では各治療あたりに移植できる胚の数が明確に定められています:
‐施術を受ける妻が39歳未満:1回の治療で最大 1個の胚 を移植可能
‐施術を受ける妻が39歳以上45歳未満:1回の治療で最大2個の胚を移植可能
📌 実際に移植する胚の数が上限を超えた場合、その治療は助成対象外 となります。
📌 胚移植時の年齢は受術妻の誕生日の「日」を基準に計算されます。
例:施術を受ける妻の誕生日が1986年12月1日の場合、
2025年11月30日以前に移植を行えば「38歳」とみなされ、
2025年12月1日以降に移植を行うと「39歳」とみなされ、最大2個の胚を移植できます。
3. 45歳以上は助成金申請ができない
治療を行う年度内にまだ45歳未満であれば助成対象となりますが、45歳を超えた場合は申請不可となります。
他の条件を満たしていても、年齢要件を超えている場合は助成金を受けることができません。
ひと目でわかる体外受精助成新旧制度の違い
| 項目 | 体外受精助成3.0(2025年11月開始) | 体外受精助成2.0 |
| 各胎ごとの初回助成金額 |
39歳未満:最高15万台湾ドル
39歳以上45歳未満:最高13万台湾ドル
|
最高10万台湾ドル |
| 各胎ごとの第2~3回助成金額 |
39歳未満:最高15万台湾ドル
39歳以上45歳未満:最高8万台湾ドル
|
最高6万台湾ドル |
| 各胎ごとの第4~6回助成金額 |
40歳未満:最高6万台湾ドル
(40歳以上45歳未満は最初の3回まで助成)
|
40歳未満:最高6万台湾ドル |
| 低所得・中低所得世帯 |
最高15万台湾ドル |
最高15万台湾ドル |
📌 実際の助成金額は、各ケースの治療内容や医療費に応じて決定されます。
📌 詳細な助成制度の内容は、政府の正式な通知および内容を必ずご確認ください。
体外受精助成金の計算方法
39歳未満では1胎あたり最大6回、40歳以上45歳未満では1胎あたり3回まで申請可能です。注意が必要なのは、どの回の治療であっても45歳未満であることが助成金申請の条件ということです。
そのうち、低所得および中低所得世帯は 各回の上限が15万台湾ドル。
一般所得の不妊症夫婦では、初回が最高15万台湾ドル、2回目以降では39歳未満は最高10万台湾ドル、39歳以上45歳未満は最高 8万台湾ドルです。
助成金額は治療内容に応じて決定されます。実際の治療費が助成金の上限に満たない場合は、実際の支出額が助成されます。以下は、治療範囲ごとの助成金額の一覧です:
| 妻の年齢 | 各胎ごとの助成回数 | 採卵・培養・胚移植まで | 採卵のみ。
特別な理由により移植は行わず
| 移植 のみ |
該当胎の初回申請時 39歳未満 |
第1回 |
15万台湾ドル |
10万台湾ドル |
5万台湾ドル |
該当胎の初回申請時 39歳未満 |
第2~3回 |
10万台湾ドル |
6万台湾ドル |
4万台湾ドル |
該当胎の初回申請時 39歳未満 |
第4~6回 |
6万台湾ドル |
4万台湾ドル |
2万台湾ドル |
該当胎の初回申請時 39歳以上45歳未満 |
第1回 |
※13万台湾ドル |
7万台湾ドル |
5万台湾ドル |
該当胎の初回申請時 39歳以上45歳未満 |
第2~3回 |
8万台湾ドル |
4万台湾ドル |
4万台湾ドル |
該当胎の初回申請時 39歳以上45歳未満
(40歳以上45歳未満は最初の3回のみ助成)
|
第4~6回 |
6万台湾ドル |
4万台湾ドル |
2万台湾ドル |
📌 ※備考
政府は、39歳以上45歳未満の女性が体外受精の全過程を完了することを推奨しています。1胎目の初回申請では「採卵から胚形成・胚移植まで」を完了した場合、さらに1万台湾ドルが加算され、合計で 13万台湾ドル(採卵7万台湾ドル+移植5万台湾ドル+加算1万台湾ドル=13万台湾ドル)の助成金が支給されます。
また、すでに体外受精の助成金を受けて出産に成功したあと、再び体外受精助成を利用して第2子以降を希望する場合、助成回数は申請時点での妻の年齢区分に基づき再計算されます。
≪例≫
Aさんが38歳のときに体外受精助成金を利用して第1子を出産した場合:当時の助成金申請回数の上限は6回。
その後、40歳を過ぎて第2子を希望する場合、補助回数の上限は3回となります。
ただし、どの回の治療であっても45歳未満でなければ申請できませんのでご注意ください。
体外受精助成金申請の流れと進捗の確認方法
助成金を申請するご夫婦は、身分証明書の原本およびコピー、印鑑、低所得または中低所得世帯の証明書原本(非該当の家庭は不要)などを準備します。
生殖医療機関で申請資格の確認を受け、申請夫婦が関連書類に署名します。
申請書類の提出は、生殖医療機関が国民健康署(衛生福利部)へオンラインで行います。
助成金は通常、申請完了から約1か月以内に「衛生福利部国民健康署」より直接振り込まれます。
助成金申請手続きの進捗は、「人工生殖補助申請進度查詢(体外受精補助申請進捗確認システム)」から確認可能です(中国語)。
NUWA医療 受付時間
【台北院】
月曜日〜木曜日 08:30~21:00
金・土曜日 08:30~17:00
【桃園院】
月曜日〜金曜日 08:30~21:00
土曜日 08:30~17:00
【台中院】
月曜日〜金曜日 08:30~21:00
土曜日 08:30~12:00
📍体外受精助成の詳しい実施要項や申請手続きについては、主管機関の最新の発表内容をご確認ください。
2025年 体外受精3.0助成 よくあるQ&A
【申請編】
Q1:自分で申請する必要がありますか?
A:申請の必要はありません。NUWAがオンラインで代理申請いたします。
【助成内容編】
Q1:もし移植する胚の数が補助規定に合わない場合、助成金額に影響しますか?
A:胚移植数が体外受精助成の規定に合わない場合、助成金申請はできません。
Q2:凍結胚移植も助成対象になりますか?
A:はい、助成金額は実際の治療内容に基づいて決定されます。
Q3:以前に卵子を凍結しており、今回その卵を解凍して移植する場合、「初回」として扱われますか?
A:「移植」療程に対してのみ助成が適用されます(採卵からのフルコースではありません)。
初回申請の場合は5万台湾ドル、再申請の場合は4万台湾ドルの助成が受けられます。
Q4:卵子提供(ドナー卵子)を使用した体外受精でも助成金を受けられますか?
A:治療を受ける妻が助成金申請の条件を満たしており、年齢が44歳以下であれば、胚移植に対する助成金を申請できます。
Q5:すでに投薬を開始したものの、卵胞の反応がなく採卵できなかった場合でも助成は受けられますか?
A:治療を開始していても「採卵手術」を実施していない場合は助成の対象外です。
(申請ルールは国民健康署の規定に準じます。)
Q6:採卵手術を行ったが卵子が取れなかった、または卵子の状態が悪く受精できなかった場合は申請できますか?
A:申請可能です。助成対象は実際に実施された技術部分のみとなります。
(申請ルールは国民健康署の規定に準じます。)
Q7:助成金の対象となる費用項目は?凍結保存費も含まれますか?
A:助成対象に含まれるもの:
排卵誘発薬費、採卵手術費、採精費、凍結胚費、凍結精子費、胚培養費、胚移植費など。
助成対象外のもの:
人工授精(AIH)、凍結保存費、解凍・再凍結費、単独の卵子凍結、PGT-M(PGD)、PGT-A(PGS)、ERA検査など。
また、卵子・精子ドナーにかかる栄養費、検査費、医療費、勤務損失・交通費などは対象外です。
Q8:助成金を受けたあとの自己負担額はいくらですか?
A:治療内容や個人の状況によって異なります。
Q9:以前に助成なしで体外受精を受けた場合、今回は「初回」として申請できますか?
A:はい、条件を満たしていれば「初回」として助成金を申請できます。
Q10:助成は第1子限定ですか?
A:制限はありません。
第2子、第3子を希望し体外受精治療を受ける方も多く、助成は第1子に限られません。申請資格を満たしていれば、どなたでも助成金申請ができます。
Q11:第1子のときに体外受精助成をすべて使い切っても成功せず、その後自然妊娠または自費での人工生殖で出産した場合、第2子のために再度体外受精を行う際は申請できますか?
A:第1子の体外受精助成金をすべて使い切っても妊娠に至らず、その後に自然妊娠または自費での人工生殖により出産された場合でも、証明書類を提出すれば、第2子のための治療について再度助成金申請が可能です。
夫婦ともに「試験管ベビー補助3.0」プランの資格要件を満たしていれば、助成回数は再計算されます。
Q12:第1子のときに2回助成を受けたが成功せず、その後自然妊娠または自費で人工生殖により出産した場合、第2子で再び体外受精を行う際は助成金を申請できますか?
A:はい、申請可能です。
前回2回の助成金で妊娠に至らず、その後自然妊娠または自費の人工生殖で出産された場合、第2子の体外受精治療でも助成を受けられます。
ただし、助成金による出産実績がまだないため、「第1子における3回目の助成」として扱われます。
📌 例:
Dさんは32歳のとき第1子を希望し、2回の体外受精補助を受けましたが妊娠には至りませんでした。
その後、自然妊娠で出産し、35歳で第2子を希望して再度体外受精助成金を申請。採卵から胚移植まで最大で10万元の補助を受けることができます。
(=第1子としての3回目の助成金とみなされます。)
Q13:体外受精助成の回数は、3.0プラン開始後にリセットされますか?
A:いいえ。2.0プランの期間中に受けた助成回数は、3.0プラン開始後も引き継がれ、再計算はされません。
Q14:助成金を申請するにはどのような書類が必要ですか?
A:以下の書類をご用意ください。
夫婦双方の身分証明書(原本およびコピー)
補助金の振込口座
低所得・中低所得世帯の場合は関連証明書の原本
これらの書類は、主管機関に認可された生殖医療機関(例:NUWA医療)を通じて提出・代行申請が可能です。
【申請方法編】
Q1:Aクリニックで体外受精助成金を申請し治療を行ったものの妊娠できませんでした。別のクリニックに変えても大丈夫ですか?
A:はい、可能です。
(申請ルールは国民健康署の規定に準じます。)
Q2:助成金申請を提出してから、どのくらいの期間内に治療を完了させる必要がありますか?
A:申請システムにて申請を提出した日が「申請日」となります。
申請日から1年以内に治療を完了する必要があります。
(申請ルールは国民健康署の規定に準じます。)
Q3:私と夫が不妊かどうか、どんな検査を受ければわかりますか?
A:お一人お一人の状況によって必要な検査は異なります。
主治医にご相談のうえ、適切な検査を受けてください。
(申請ルールは国民健康署の規定に準じます。)
自分が助成対象かどうかを確認するには?
NUWA公式LINEから直接お問い合わせください。専門スタッフがご案内します。