不妊症・体外受精助成3.0:最新プランのポイント
2025年11月1日から、政府は「体外受精助成3.0」を拡充して実施します。
旧制度と比べて、助成金額はより高額となり、内容もより利用者に寄り添った設計となっています。
(一) 早めの利用で、より多くの加算
- 初回申請が39歳未満:助成金最大15万台湾ドル
- 初回申請が39歳〜45歳未満:助成金最大13万台湾ドル
(二) 再挑戦もサポート
- 39歳未満:各妊娠に対する2回目・3回目の治療に助成金最大10万台湾ドル
- 39歳〜45歳未満:各妊娠に対する2回目・3回目の治療に助成金最大8万台湾ドル
(三) 第2子・第3子でも助成金支給
- 第1子に限らず申請可能!
- 第2子、第3子でも第1子と同額の助成金を支給。
例:39歳未満の場合、第2子の1回目の治療助成金は、従来の10万台湾ドルから最大15万台湾ドルに引き上げ。
(四) 1回に1つの胚移植で母子の健康を守る
- 39歳未満:最大1個の胚移植まで
- 39歳〜45歳未満:胚移植は最大2個まで
📌 備考
政府は、39歳以上45歳未満の間に治療を完全に完了することを奨励しています。各妊娠で初回申請の場合、採卵から胚移植までの一連の治療に対し、1万台湾ドルを加算。
(採卵7万台湾ドル+移植5万台湾ドル+加算1万台湾ドル=計13万台湾ドル)
ハッピー妊活三大プラン:医療的生殖保存助成(2025年9月1日開始)
体外受精助成金に加え、政府はがん患者に対しても2025年9月1日から「医療的生殖保存助成トライアルプラン」を実施します。
<対象者>台湾国籍を有する18〜40歳の乳がんまたは血液がん患者
<助成内容>
・女性:採卵治療 1回あたり最大7万台湾ドル
・男性:採精・精子保存処置 1回あたり最大8千台湾ドル
<助成回数>1人につき生涯で最大2回
<初年度想定受益者数>約600人のがん患者
この助成金によって、がん患者も将来の生殖の希望を持つことができます。
📌 備考
国民健康署の説明によると、疾患治療の必要性と生殖保存のタイミングを考慮し、「医療的生殖保存助成」の実施機関は、国民健康署契約の人工生殖機関であり、同時にがん診療品質認証を受けた病院に限るとされています。
ハッピー妊活三大プラン:出生助成金を拡大、ひとりにつき10万台湾ドルの助成金!(2026年1月1日開始)
出生率の低下に対応するため、政府は「ハッピー妊活三大プラン」の一環として、出生助成内容を拡大。
2026年1月1日より実施予定です。
<対象者>台湾国籍の女性(台湾国民と結婚している外国籍配偶者を含む)
<助成内容>各出産につき「出産給付金+助成金」で合わせて10万台湾ドルを支給。双子以上の場合は比例して増額。
<支給方法>労働保険局が出産給付と助成金を一括支給するため、別途申請は不要。
をご参照ください。
不妊症・体外受精助成が拡充!ひと目でわかる新旧制度
政府は2021年より「不妊症・体外受精助成2.0」を推進。2025年8月までに延べ2万6千組のご夫婦がこの制度を利用し、3万人の赤ちゃんの誕生を支援してきました。
さらなる経済的負担の軽減を目的として、2025年11月1日からは「不妊症・体外受精助成3.0」にアップグレードされます。
2025年7月25日時点の国民健康署の統計によると、現在104か所の指定人工生殖機関でこの助成を受けることができます。
👉 新助成制度の変更点は?
以下の「助成2.0」と「助成3.0」比較表をご覧になれば、一目でお分かりいただけることでしょう。
| 項目 | IVF助成 3.0版(2025年11月~) | IVF助成 2.0版 |
| 各胎ごとの初回助成金額 |
39歳未満 :最高15万台湾ドル 39歳以上45歳未満:最高13万台湾ドル
|
最高10万台湾ドル |
| 各胎ごとの第2~3回助成金額 |
39歳未満:最高10万台湾ドル
39歳以上45歳未満:最高8万台湾ドル |
最高6万台湾ドル
|
| 各胎ごとの第4~6回助成金額 |
40歳未満:最高6万台湾ドル (40歳以上45歳未満は最初の3回まで助成) |
40歳未満:最高6万台湾ドル |
| 低所得・中低所得世帯 |
最高15万台湾ドル |
最高15万台湾ドル |
| 医療目的の妊孕性温存支援 |
乳がん・血液がん患者 |
申請不可 |
📌 ポイント:
助成回数は「助成金を受けて出産した子どもの数」によって改めて計算されます。
第1子を出産後、第2子・第3子に対しても申請を行う場合はその時の年齢に基づいて「体外受精助成3.0」を申請します。
💡 例:
38歳のときに第1子の第1回助成を申請したAさんが、同じ胎(第1子)について2回目の助成金を申請する場合、Aさんがすでに39歳になっていたとしても、「その胎についての初回申請時の年齢(39歳未満)」に基づいて計算されるため、助成金額は最大10万台湾ドルとなります。
📌 この表に示されている金額は、各胎・各回ごとの最大助成金額です。実際の助成金額は、各ケースの治療内容や医療費に応じて決定されます。
⚠️ 詳細な助成制度の内容は、政府の正式な通知および内容を必ずご確認ください。
不妊症・体外受精助成プラン:対象者および金額算定方法
体外受精助成の申請条件
✔ 夫婦のいずれか一方が中華民国(台湾)国籍を有すること
✔ 妻の年齢が45歳未満であること
✔ 人工生殖機関の医師によって不妊症と診断され、体外受精治療を行う必要があるとされた夫婦であること
年齢によって異なる助成回数
できるだけ早期に人工生殖に取り組むことを奨励するため、政府は「体外受精助成3.0」において、申請可能な助成回数は年齢によって規定されています。
| 女性の年齢 | 各胎あたりの最大助成回数 |
| 40歳未満
|
最大6回まで助成
|
| 40歳以上45歳未満 |
最大3回まで助成
|
📌 注意:
助成回数は「助成を受けて出産した胎数」で計算されます。
つまり、最初の治療で無事に妊娠・出産できた場合でも、第2子を希望する際には、その時点の年齢に応じて再度補助を申請する必要があります。
💡 例1:
Bさんが2026年2月(38歳)に体外受精治療を受けた場合、助成金申請回数の上限は6回ですが、その後40歳を過ぎて第2子を希望する場合は、助成回数の上限が3回に調整されます。
💡 例2:
第1子の初回助成金申請時に39歳だったCさんが同胎で2回目の助成金申請を行う場合、その時点で40歳になっていても同胎の治療についてはあと5回まで助成金を受けられます(39歳の初回申請を含め、合計6回)。
不妊症・体外受精助成制度 申請4ステップ
では、体外受精助成金はどうやって申請すればよいのでしょうか?
以下の4つのステップに沿って進めば、安心して治療を受けながらスムーズに助成金の申請もできます!
STEP 1. 特約人工生殖機関で相談
不妊症のご夫婦は、衛生福利部国民健康署と契約している人工生殖機関でカウンセリングを受け、医療サービスを受けます。
STEP 2. 医療機関がオンラインで代行申請
助成金申請の資格が確認されたら、医療機関がオンラインで申請を代行します。
STEP 3. 資格取得後1年以内に治療を実施
助成金資格を取得した後は、1年以内に治療を開始する必要があります。
STEP 4. 特約機関が治療費用の助成金を申請
治療終了後、6か月以内に医療機関がオンラインで当該治療費用の助成金を代行申請します。審査に通過すると、助成金が申請者の指定口座に振り込まれます。
不妊症・体外受精助成金 よくある質問
Q1:体外受精助成金はどのくらいで入金されますか?
申請完了からおよそ1か月で助成金を受け取ることができます。
進捗を知りたい場合は、「人工生殖補助申請進度照会(中国語)」プラットフォームで申請案件番号と治療を受けた妻の身分証番号を入力すると確認できます。
Q2:体外受精助成金は第一子限定ですか?
第一子でなくても申請可能です! 助成の資格要件を満たしていれば申請できます。
Q3:凍結してある卵子を融解して受精・移植を行う場合、助成金額はいくらになりますか?
その場合は治療内容が「胚移植」に限られるため、助成対象は移植部分に対してのみとなります。
初回申請の場合は5万台湾ドル、再申請の場合は4万台湾ドルの助成金が受けられます。
Q4:体外受精助成の特約人工生殖機関はどこにありますか?
2025年7月25日時点で、台湾全土に104か所の特約機関があります。
NUWA医療のサポート体制
NUWA医療では、患者様が体外受精治療を無事に完了できるよう支援するだけでなく、政府助成金の申請もサポート。経済的なご負担軽減のお手伝いをしています。
不妊症専門の医療チームと専属の胚培養士が一対一でサポートし、さらにスマート生殖記録システムを活用して、すべてのご夫婦の「幸せな妊娠」を共に目指します。
体外受精治療や助成金申請に関してのご質問は、ぜひ公式LINEをご登録のうえご連絡ください。専任スタッフが丁寧にご案内します!
または、クリニックで直接医師にご相談いただくことも可能です 👉 オンライン予約
NUWA医療の体外受精治療についてもっと詳しく知りたい方は、こちらの紹介ページもぜひご覧ください 👉 体外受精治療のご紹介
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筆者情報
NUWA生殖医療センター
NUWA医療は、不妊治療の専門医や豊富な体外受精(IVF)臨床経験をもつ専門チームが集結する、生殖医療機関です。
台北・桃園・台中に拠点を構え、3つの高規格生殖センター、2つの漢方クリニック、3つの国際水準の胚培養ラボを備えています。
総合的な生殖医療サービスを提供し、一人ひとりのご家族が「授かる喜び」へと歩む道を丁寧にサポートします。
主な診療内容:
不妊治療、体外受精(IVF)、人工授精、卵子凍結、卵子提供、生殖カウンセリング