妊活中の方にとって、妊娠できないことと同様に非常に辛いのが流産です。せっかく着床しても、順調に成長しない場合は流産とされ、妊娠12週までの早期流産が多くを占めるといわれています。
1. 反復流産とは
妊娠はするものの出産に至らず流産が続いてしまう状態を「反復流産」といいます。日本では2回以上の流産を「反復流産」、3回以上を「習慣流産」と呼ぶことがあります。妊娠しても出産に至らないという事実は、身体面のみならず心にも大きなダメージをおよぼし、多くのご夫婦に深刻な悩みを与えています。
2. 反復流産の主な原因
反復流産の原因にはどのようなものがあるのでしょうか?反復流産の原因は一つではありません。主に、胚側の要因と母体側の要因に分けられます。
✅染色体異常:妊娠12週未満の早期流産の原因として最も多いものが赤ちゃんの異常とされます。受精卵の染色体に数的・構造的な異常がある場合、胚の成長が途中で止まってしまい流産に至ります。
✅子宮の形態異常や筋腫:着床や胎児の発育を妨げる可能性があります。
✅ホルモン異常:母体に黄体機能不全、甲状腺や糖尿病など内分泌系の問題があると、着床や妊娠に影響をおよぼすことがあります。
✅免疫学的要因:母体の免疫システムが胎児を排除するように働いてしまうケースがあります。
✅血液凝固異常:血栓が胎盤に形成され、胎児への血流が阻害されることもあります。
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3. 反復流産、まず何をやればいいのか
では、反復流産に直面したときどうすればいいのでしょうか?
原因が特定できれば、対策を講じることが可能です。まずは生殖医療科の医師の診察と必要な検査を受けてみることをおすすめします。原因が特定できた場合は、以下のような治療を行います。
✅子宮内環境の調整:子宮鏡や卵管造影検査により、子宮筋腫や卵管水腫、子宮内膜炎などの問題がないか確認します。あれば治療を行い、子宮内の環境を整えます。
✅ホルモン値の調整:甲状腺などの内分泌異常や黄体ホルモンの不足など問題があれば、投薬を行いコントロールします。
✅免疫の調整:免疫疾患が原因で着床が困難な場合は、医師の指示により治療を行い改善を図ります。
✅PGT-A(PGS:着床前胚染色体異数性検査):PGT-A(PGS)は胚の染色体数に異常がないかを調べるスクリーニング検査です。体外受精で培養した胚の一部を採取し、検査を行います。染色体数異常のある胚を避けて、正常胚を移植することで流産リスクを低減させることが可能です。
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4. 卵子提供という選択肢
では、体外受精を繰り返しても採卵・培養の結果が思わしくない場合や、PGT-Aを行ってもなかなか移植可能な胚が得られない場合はどうすればいいのでしょうか。
この場合は、卵子提供もひとつの選択肢となります。卵子提供とは、若いドナーから提供された卵子と夫の精子を授精させ、得られた胚を妻の子宮に移植する治療法です。若い卵子を用いることで染色体異常のリスクが大幅に下がり、妊娠継続率・出産率の向上がのぞめます。
加齢が妊娠率の低下を招くことは良く知られるところで、40歳の自然妊娠率は5%以下まで落ち込むといわれています。同時に、流産率が増加することもわかっています。台湾の111年人工生殖施行結果分析報告の統計によると、それまで10-20%程度だった流産率が40歳を超えると一気に30%近くまで上昇しています。
妻の年齢が高い場合、若い卵子を使うことで流産のリスクを大幅に減らすことが可能ですが、日本ではまだまだ現実的ではないのが実情です。そのため、海外で卵子提供を受ける日本人のご夫婦が増えており、「反復流産からの出口」として注目されています。
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5. どちらを選ぶべきか
卵子の問題についても考慮したとき、年齢・検査結果・これまでの治療経過などによって、適した方法が異なります。
▷まだ年齢が比較的若い場合:体外受精+PGT-Aで正常胚を選別し、妊娠継続を目指すのが一般的です。
▷40歳前後以降、正常胚が得られにくい場合:加齢により正常胚を得ることが難しくなってくるため、卵子提供が大きな選択肢となり得ます。
まずは医師の指示のもと必要な検査と評価を受けましょう。卵子の問題以外にも、対応できることがあるかもしれません。また、ご夫婦の価値観や将来設計も大切な要素です。反復流産という困難な経験の中で、どの治療法が自分たちにとって最も納得できる選択かをじっくり考える必要があります。
6. 安心できるクリニックをーNUWAで包括的生殖医療を
妊娠の喜びが流産という結果に終わってしまうこと、そしてその悲しみが繰り返されることは非常に耐え難い経験です。反復流産にはさまざまな要因がからんでおり、多角的な評価が必要となることもあります。
例えば卵子提供のように、日本で受けることが難しい場合は海外での治療を考慮する必要も出てくるでしょう。近年卵子提供のために台湾に渡航する日本人のご夫婦が増えていますが、中でも特に人気のあるNUWA生殖医療センターについてご紹介いたします。
台湾のNUWA生殖医療センターは、海外からの患者さまも積極的に受け入れて治療を行っている医療機関です。台中・台北・桃園の3箇所に設備の整ったクリニックと胚培養室を構え、ハイレベルな生殖医療をご提供しています。生殖医療科のほかに漢方クリニックや免疫科専門医も診療しており、多角的な評価や治療が可能。PGT-A(PGS)はもちろん、卵子提供治療にも対応しています。
台湾の卵子提供治療は国家で管理・運営されているため安心です。海外のクリニックで心配なのは言葉や文化の問題ですが、三院とも日本語スタッフが常駐しており日本語でのサポートが標準装備。台湾国内外問わず、多くの日本人の患者さまがご利用になっており高い評価をいただいています。
つらい反復流産ですが、原因を探ってきちんと治療を行えば、解決の可能性はきっと残されています。専門のチームと共に歩むことで、不安を少しずつ希望に変えていけるはずです。
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