ストーリー

奇跡をつかんだ高齢ママの物語:13回の採卵、そして一卵性双生児を授かるまで

楊小萱(ヤン・シャオシュアン)  主任/医師

シェア

不妊治療をご卒業されたこの患者さまは、私の外来にいらっしゃる前に、すでに何度も採卵や移植を経験されていました。
高年齢により卵巣機能低下もあったため、私たちはいくつかの治療法を検討していたのですが、彼女は染色体異常による失敗を避けたいと「染色体検査で正常と判定された胚」の移植をご希望されました。

13回の採卵で得られた、たったひとつの正常胚

卵巣機能がすでに十分ではなかったため合計13回の採卵を行いましたが、卵子が採れなかったり、胚の成長が途中で止まってしまうこともありました。

この間に9個の胚を検査しましたが、ようやく1つの染色体正常な胚にたどり着きました!それは彼女にとってようやく得られた希望でした。
そして移植したところ、無事妊娠したのです。

関連記事:PGS(PGT-A)について→https://www.nuwacare.com/ja/ivf-services/PGS/introduction


一卵性双生児というサプライズギフトが!

移植当日、胚培養士長とお話している際に「実は私は友人の紹介で受診したんです。その友人も楊先生の治療を受け、男女の双子ができたんですよ」と教えてくださいました。

そのとき私は笑いながら、「今回は正常胚が1つだけだから、双子はないですよ」とお伝えしたのですが……。
なんと奇跡が起こり、一卵性の双子に成長していたのです!

彼女はご友人と同じく双子を授かりましたが、今回は性別も同じ。まさに驚きと喜びに満ちた出来事となりました。

関連記事:着床前検査の種類について→https://www.nuwacare.com/ja/health-education/pgs-pgd


高年齢患者さまの体外受精、苦労と前向きな力

治療を始めた当初「文献によれば、42〜44歳の女性では胚の染色体異常率が9割に達します。ですので、この治療はどうしても長くて辛いものになると思います」と彼女にお伝えしました。

そんな状況の中、このプレママは本当に素晴らしかったと思います。
いつも微笑み、どんな胚の結果も淡々と受け止め、落ち込むこともくじけることもなく、むしろ前向きなエネルギーを周囲に与えてくれました。この穏やかさと楽観的な姿勢が、きっと彼女に「良いご縁(妊娠)」を運んできたのだと私は信じています。

難しい症例の方が「ご卒業」されるたび、私は特に感動します。
体外受精の道を歩み、努力し、強く生きるすべての女性に李竺芯さんの歌『台湾查某囝』を捧げたいと思います。このメロディを聴くたび、私は思い出すのです・・・勇敢で、そして優しい母親たちのことを。


関連記事:

📍体外受精リスクの実際→https://www.nuwacare.com/ja/health-education/ivf-risk



高齡媽媽的奇蹟旅程:13次取卵,迎來同卵雙胞胎

WEB予約

今すぐ相談