40歳の妊活中の女性は、他院で2回の体外受精に失敗した経験がありました。
まだ凍結胚は残っていたものの、これまでの治療で受けた挫折や精神的な負担から、なかなか再挑戦する勇気を持てずにいました。しかし家族や友人の後押しもあり、高雄からNUWA生殖医療センター台中院へと受診に来られました。
初診では王懷麟医師が直接診察し、指標をひとつひとつ丁寧に確認したうえで、彼女のためにカスタマイズした治療プランを立てました。
今回は15個採卵でき、その後の培養で形態の良い胚が3個育ちました。しかし、PGS(PGT-A)染色体検査を行ったところ、最終的に「モザイク胚」が2個だけという結果が出ました。
モザイク胚でも妊娠は成功するのでしょうか?
検査結果を知り一時的に落ち込み不安な気持ちになりましたが、十分に話し合いを重ねたうえで、彼女は低モザイク胚のうち1個を移植してみる決断をしました。
すると、その胚は無事に着床!妊娠経過もとても順調で、彼女はついに妊娠10週を迎えて「卒業」することができました。そして今、彼女は自分だけの小さな奇跡を迎える準備を進めています。
モザイク胚とは? 胚の染色体を知る重要性
「モザイク胚(Mosaic Embryo)」とは、胚の一部の細胞に染色体異常があり、別の部分は正常である状態を指します。
このうち「低モザイク胚」は異常の割合が低く、発育の過程で自己修復によって正常に近づく可能性がある胚とされています。年齢、卵巣機能、胚の数に制限があるケースでは、このような胚も十分に検討する価値のある選択肢となります。
これまでの過程において、彼女は医師とチームの手厚いサポートと専門性を強く実感しました。毎回の対話、そして治療での細やかな調整―これらはすべて妊娠という願いに近づくためのものなのです。
たとえ卵胞が一つだけだとしても、奇跡は起こり得ます。
NUWA医療のチームは、どんな小さな希望も決して見捨てません。
なぜなら、ひとつひとつの努力の瞬間が、いつか “本当の喜び” へと花開くと信じているからです。
関連記事