私が主人と結婚したのが40歳目前でした。
結婚前に甲状腺の病気が判明し、結婚して1年もしないうちに子宮筋腫が見つかりました。
当時は子宮を全摘するしか方法がないと言われたものの、なかなか決断できずにいました。
しばらくしてセカンドオピニオンの先生から、子宮が残せると言ってもらえましたが、その時すでに43歳になっていました。
不妊治療を開始するも・・
先生からは不妊治療するならラスト1、2年だと言われて直ぐに治療を開始。
1回の採卵数は多くないものの、良いグレードの胚が出来ました。
1回目で着床し期待でいっぱいでしたが、成長がストップしてしまいました。
それから病院を変えたりして治療を継続。しかし、良いグレードの胚はできるものの結果は出ない状況が続き、肉体的にも精神的にも限界でした。最後の1個まで期待しましたが、奇跡は起きませんでした。
心のどこかで諦められなかった私は、治療方法を漢方に変えてみました。
体が変わっていくのを実感しながらも、時間だけが過ぎていくだけでした。
治療に後悔を残したくないー卵子提供への一歩
そんな時NUWAさんの説明会が東京で開催されるという事を知り、主人に話すと「参加しようよ」と言ってくれました。当日参加してみて主人が「このまま諦めて後悔するよりも、やれる事やってから終わろう」と治療を決めました。しかし既に日本で8回も治療をしていて出費がかさんでいたこともあり、実際に台湾で治療を開始できたのは、説明会に参加してから1年以上過ぎてから。すでに40代後半の年齢になってました。
渡航前からずっと通訳さんとやりとりをしていたので、何の心配もなく台湾へ行く事ができました。些細な事でもいつでも通訳さんが対応して下さって本当に心強かったです。日本での治療の時よりも孤独感や不安等は感じませんでした。
王医師を信じて
全て順調に進んでいましたが、日本のバックアップ病院で薦められた免疫検査で数値の高い項目があり「これが高いと移植しても異物と判断して着床できない」と言われてしまいました。
しかし、これを治療する薬代が高額で、不妊治療に加えてこの薬代は私達には現実的ではありませんでした。すぐ王先生に相談して先生の意見を伺ったうえで、私達は薬を飲まずに進めていこうと決めました。
すると今度は「子宮の癒着が酷く小さ過ぎて移植しても上手くいかないので先に子宮を広げる手術を受けたほうがいい、移植は1年延期だ」と言われショックで頭が真っ白になりました。これもすぐに王先生に相談して先生の見解を聞き、私達はそのまま移植を進める事に決めました。
私達はとにかく王先生を信じよう、その想いだけでした。
そしてやっと移植ができると思っていたら、移植前検査でP4の数値が高くこのタイミングでは移植ができないと延期になりとてもショックでした。
王先生と色々お話しして、先生からはその時飲んでいた漢方もサプリメントも全て一旦ストップしましょう!とのご判断をいただきました。
妊娠の為に飲んできた物を全て止めるのは不安もありましたが、王先生を信じる気持ちは変わらず指示通り生活しました。
翌月の再検査結果で、王先生から今回は移植出来ますという結果を聞きホッとしました。
通訳さんが隣で「良かった〜!」と一緒に喜んでくれた事が本当に嬉しかったです。
いつも寄り添ってくれる通訳さんがいて下さって沢山救われました。
卵子提供に思うこと
不妊治療は人それぞれで情報を集めても、それが自分に当てはまるとは言えません。
情報を知った事で逆に辛い事もありました。
卵子提供という日本にはなかった治療。
もちろん自分の卵子で授かれる事ができれば一番ですが、どうしても叶わない時の治療の選択がひとつ増えたと私は思いました。
遺伝子で言ったら主人とも他人です、それでも一緒に生活して過ごしていけば家族になります。ペットもそもそも人間ではないですが一緒に居れば大切な家族我が子になります。
遺伝子レベルでは違っても、10ヶ月自分のお腹で過ごし卵から心臓や臓器が作られて人間と成長していくのは間違いなく自分の子供だと私は思います。
沢山の困難に遭い、一時はもう諦めるしかないと追い込まれながらもNUWAさんと出会い、王先生を信じて妊娠という夢を叶えることができました。
王先生から結果を伝えられた時は、自分が本当にこの瞬間を迎えられるなんてなんて夢ではないかと思いました。
王先生をはじめNUWAの皆さんには感謝の気持ちでいっぱいです。私達夫婦を親にしていただき本当にありがとうございました。無事NUWAさん卒業を迎える事ができて夢のようです。