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  • 生殖医療に関するコラム

    凍結卵子と凍結胚、どちらを選ぶ?年齢・タイプ別の妊娠プラン完全ガイド

    凍結卵子と凍結胚は、現代女性が将来の妊娠を見据えて行うとても大切な生殖プランの手段です。
    独身女性が将来のために妊娠力を保存したい場合や、既婚カップルが妊娠時期を先延ばしにしたい場合など、それぞれの状況に応じて、卵子凍結と胚凍結の違い、年齢による影響、費用面などを理解することが、正しい選択をするための第一歩となります。

    思考凍卵與凍胚選擇的女性示意圖

    卵子凍結・胚凍結前の検査:AMHとAFCがカギ

    卵子凍結や胚凍結を行う前に、最も重要なのが「卵子の在庫量」を知るための血液検査です。
    検査項目の一つである AMH(抗ミュラー管ホルモン) は、卵巣内に現在どれだけ卵子のストックがあるか(約6か月間の目安)を示す指標です。AMH値が高いほど、1回の採卵で得られる卵子の数が多く、AMH値が低いと採卵数は少なくなります。

    採卵前には、卵胞数(AFC)検査を行うこともできます。
    AFCは1か月以内の短期的な卵胞数を示し、AFCが高ければ採卵数が多く、AFCが低ければ採卵数が少なくなります。
    一般的に、AMHとAFCは正の相関関係にあり、AMHが高ければAFCも高く、AMHが低ければAFCも低い傾向があります。

    もし採卵周期において「AMHが高くAFCが低い」場合は治療実施の延期が、また「AMHが低くAFCが高い」場合はチャンスをしっかりと見極めて早めに治療を行うことが推奨されます。

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    年齢が凍結卵子・胚の質に与える影響

    凍結卵子、凍結胚の質は、いずれも年齢と深く関係しています。
    経験的な数字ではありますが、正常な卵子を1個得るために必要な卵子の個数は、34歳以前ではおよそ 7~10個ですが、34歳を過ぎると卵子の質は年々低下するため、正常な卵子を得るための採卵個数は徐々に増えていきます。38歳前後では 卵子15~20個、40歳以降では 20~40個の採卵が必要だと考えています。

    胚胎の質も年齢の影響を受けるため、34歳以降では質も年々低下します。染色体正常胚を得るために必要な胚の個数は一般的に以下のとおりです。
    ‐34歳以前:2~3個
    ‐35~38歳 : 3~4個
    ‐39~40歳 : 4~5個
    ‐40歳以降 :6~10個以上

    卵子凍結と胚凍結、どちらを選ぶ?医療と法律からみた違い

    現行の法律では、未婚の方は卵子凍結が、既婚であれば卵子凍結、胚凍結いずれも選択できます

    医療面から見ると、がんを患っている女性が化学療法(抗がん剤治療)や放射線治療を受ける前には、卵子凍結または胚凍結を行うことが強く推奨されます。将来的に妊娠の予定があるかどうかに関わらず、これは「予防医療」の一環であり、「生殖力の保険」としての役割もあります。

    費用の面から考えるとどうでしょうか。
    もし AMH値が低く複数回の採卵が必要な場合は、卵子をその都度凍結しておき、後に胚を凍結する方が、費用を抑えられることがあります。
    一方で、38歳以上 の場合は、卵子の融解後生存率を考慮すると、最初から胚培養まで行って凍結しておいた方が妊娠成功率の向上につながるためおすすめです。ただし、その分費用はやや高くなります。
    1回の採卵で10個以上の卵子が得られており、安定した結婚関係があり、また今後5年以内に妊娠を考えている という方は、胚凍結を選ぶのがよいでしょう。

    胚は卵子よりも凍結・融解後の安定性が高く、将来の治療効率を高めることができるのです。

    胚と卵子の違い:単細胞と多細胞による安定性の差

    凍結卵子は、受精させて胚に培養した後、新鮮胚移植または凍結胚移植を行うことができます。
    一方で、新鮮な卵子も同様に、そのまま凍結保存することも、受精させて胚を作ることも可能です。
    つまり、新鮮卵子でも凍結卵子でも、受精・培養して胚を作ることができ、新鮮胚でも凍結胚でも、その後の胚移植を行うことができます。

    卵子と胚の最も大きな違いは、細胞構造にあります。
    胚はすでに受精卵であり、精子と卵子が結合して分裂・成長した細胞の集合体です。成熟した胚盤胞(ブラストシスト)には、およそ100〜200個の細胞が含まれています。
    一方、卵子は単一の細胞であり、1つの細胞核と1つの細胞質しか持ちません。そのため、胚盤胞のような多細胞構造に比べると、卵子は凍結・融解の過程で細胞骨格の変化を受けやすく、ダメージに弱いという特徴があります。

    臨床的にも、38〜40歳以降の女性では、凍結卵子の融解後の生存率がやや低くなることが確認されています。
    その原因として考えられているのは、卵子内部の細胞骨格の変化や、細胞内小器官(ミトコンドリア、エクソソーム、中心体など)の機能変化です。
    これらの変化によって、卵子が凍結・融解のプロセスに耐えられず、細胞死を起こすことがあるとされています。

    そのため、38歳以上で安定した結婚関係がある女性には、臨床的には卵子凍結よりも胚凍結を選択することが推奨されています

    研究による実証:年齢と卵子生存率の関係

    2022年、アメリカ・ニューヨーク大学の研究で、卵子凍結を行った543名の女性を対象に、合計8,526個の卵子を融解した結果、卵子の生存率は79%であることが報告されました。
    その他、年齢別卵子融解時生存率は以下のとおりです
    ‐38歳未満 77%
    ‐38~40歳 82%
    ‐41歳以上 76% 

    この結果からは、年齢が卵子凍結後の融解時生存率に明確な影響を与えるとは言えないように見えます。
    しかし、データを詳細に分析すると、融解した後に使用可能な卵子がまったく残らなかったケース(卵子がすべて細胞死)において、年齢差が明確に現れました:

    ‐38歳未満では0.5%
    ‐38~40歳では2.3%(221名中5名については、卵子融解後にすべて細胞死)
    ‐41歳以上では3.3%(60名中2名については、全卵子融解後後にすべて細胞死)

    つまり、38歳以上では融解後に卵子が全滅するリスクが高くなることが示されています。平均値としては年齢の影響が小さく見えますが、38歳以上の女性では卵子全滅の可能性が確かに高まるといえるでしょう。
    そのため、38歳以上で既婚の女性には、卵子凍結よりも胚凍結を優先的に検討することが推奨されます。

    既婚女性で1回の採卵数が少ない場合、卵子凍結と胚凍結どちらを選ぶ?

    38歳までは卵子凍結、38歳以降は胚凍結
    前述の内容を踏まえると、1回の採卵個数が少ない場合(10個未満)では、38歳未満の既婚女性は、複数回に分けて卵子凍結を行うことで、胚凍結に比べて費用を抑えることができます。
    一方、39歳以降では、卵子の凍結・融解後の生存率が低下する傾向があるため、最初から胚凍結を行うことが強く推奨されます。
    また、胚凍結にはもう一つの利点があります。
    早い段階で目標とする数の胚を確保できれば、その時点で採卵を終了できるという点です。

    卵子凍結・胚凍結は自然妊娠に影響しない

    インターネット上では、「卵子や胚を凍結したら、その後は体外受精(IVF)しかできないの?」「もう自然妊娠はできないの?」といった噂を目にすることがあります。
    しかし、卵子凍結や胚凍結を行っても、自然妊娠の可能性が下がることはありません。たとえ凍結保存された卵子や胚があっても、それを必ず使う必要はありません。妊娠を希望する場合は、まず自然妊娠や排卵日に合わせたタイミング法から試してみることも可能です。

    ただし、凍結卵子はそのまま体内に戻すことはできません。
    一度融解し、受精させて胚に育ててからでないと、子宮に戻すことはできません。

    保存期間:医療的には無期限、法律的には制限あり

    多くの国際的な研究や臨床経験によると、卵子凍結・胚凍結には実質的な保存期限はありません。
    現在主流となっている「ガラス化法(Vitrification)」による急速冷凍技術では、冷凍保存液の働きにより、低温下で水分子が形成する氷晶の破壊力を最小限に抑えることができます。
    そのため、胚や卵子の細胞内にある細胞小器官も適切に保護され、長期保存が可能となっています。
    実際、アメリカでは30年以上前に凍結された胚を法的手続きを経て他の夫婦に提供し、移植後に妊娠が成立したという報告もあります。
    このことから、保存環境が適切に管理されていれば、胚の保存には実質的な時間制限がないことが証明されています。
    また、臨床の現場でも、9年間凍結していた卵子を融解し、妊娠に成功した例があります。
    医療技術的には、卵子凍結・胚凍結ともに保存期間に制限はありません。
    しかし、法律上の規定として、胚の保存は最長10年まで、卵子の保存は10年を超えても状況に応じて延長可能とされています。

    したがって、卵子や胚を凍結保存する際には、保存期限の法的制限に注意することが必要です。(実際は、実際には10年以上経ってから再利用されるケースは非常にまれです)

    まとめー 未来の選択肢を残すために

    外来では、卵子凍結や胚凍結を「人生における必要な選択肢」として考える女性が増えています。特に未婚の女性は卵子凍結を重視し、新婚のご夫婦では胚凍結を選ばれる方も多く見られます。
    このような選択肢があることで、時間の経過による焦りやプレッシャーを和らげ、昇進・転職・進学など、人生のさまざまな挑戦により落ち着いて向き合うことが可能になります。

    未婚での卵子凍結、既婚での卵子・胚凍結。皆さまがご自分にとって最適な選択を見つけられることを心より願っています。

    よくある質問(FAQ)

    Q1:卵子凍結と胚凍結、どちらの妊娠成功率が高いですか?

    胚凍結(凍胚)の方が、卵子凍結(凍卵)よりも全体的な妊娠成功率は高いとされています。胚は多細胞構造であるため凍結・融解後の安定性が高いこと、一方卵子は単一細胞であるため、凍結過程での影響を受けやすいことが、その主な理由です。
    そのため、38歳以上の女性や既婚で近い将来に妊娠を希望している方は、胚凍結を優先して選択することが推奨されます。

    Q2:卵子凍結に適した年齢は何歳ですか?

    卵子凍結に理想的な年齢は、30~34歳 とされています。
    この時期は卵子の質と量が最も良好であり、必要な採卵回数も少なくて済みます。
    一方、38歳を過ぎてから凍結する場合でも、生殖能力を保存することは可能ですが、融解後の卵子の染色体正常率、そして胚の着床率は低下する傾向があります。

    Q3:自分が早めに卵子凍結すべきかどうかはどう判断できますか?

    血液検査で「AMH(抗ミュラー管ホルモン)」を測定することで、卵巣の機能を確認できます。
    ✅AMHの値が高い:卵巣内の卵胞数が多いことを示します。
    ✅AMHの値が低い:卵巣の予備能力が低下していることを示します。
    30歳前後の若いうちに検査を受け、結果をもとに医師と相談して卵子凍結のタイミングを決めることが推奨されます

    Q4:卵子凍結や胚凍結は自然妊娠に影響しますか?

    いいえ、影響はありません。
    凍結卵子や凍結胚はあくまで保存であり、その後の自然妊娠の可能性を下げることはありません。
    女性は引き続き自然排卵・自然受精が可能です。
    凍結した卵子は、必要なときに融解し受精・培養して胚にしてから移植することになります。

    Q5:未婚女性は胚を凍結できますか?

    現行の「人工生殖法」によると、未婚女性は卵子凍結のみ可能であり、受精させて胚を作り凍結することはできません。
    人工授精や胚凍結は、合法的な婚姻関係にある場合のみ認められています。

    Q6:卵子凍結後、どのくらいの期間で融解して使用できますか?

    特に使用までの強制的な期限はありません。凍結後2~10年経ってから使用されることが多いですが、国際的には30年以上保存された卵子でも妊娠に成功した例も報告されています。
    使用のタイミングは、個人の結婚状況・健康状態・妊娠計画によって決まります。
    医師は状況に応じて、治療のスケジュールや胚移植の戦略を調整します。


    筆者
    NUWA生殖医療センター  李日升医師

    専門分野:不妊治療、体外受精(IVF)、人工授精、卵子凍結(凍卵)、精子凍結(凍精)、卵子提供、精子提供、反復流産、生殖免疫異常評価、早発閉経

    NUWA医療には多数の不妊症専門医および1万人以上の体外受精成功実績を持つ医師チームが在籍しています。
    全部で5軒あるクリニックには、高規格の体外受精生殖センターが3軒、漢方クリニックが2軒、国際レベルの胚培養実験室が3軒が含まれ、台北、桃園、台中の3都市に設置されています。


    2025.12.15

  • 生殖医療に関するコラム

    精子提供で叶える夢ー女性同士のカップルが我が子を得る方法

    愛し合う二人が家庭を築きたいと願うのは、異性でも同性でも、ごく自然な思いです。しかし、身体のつくりや構造などの問題から同性カップルが子どもを得ることは簡単ではありません。この記事では、女性同士のカップルが我が子を迎える方法についてご紹介します。
    女性同士の同性カップルが子どもを得る方法として、大きく分けて養子を迎える方法と、精子提供を受けて妊娠・出産する方法の2つがあります。
    近年では、同性カップルの権利向上や生殖医療の発展により、精子提供による出産も選択肢の一つとして広く知られるようになっています。

    養子と精子提供による出産

    1.  養子を迎える方法:養子縁組は、子どもを育てたい同性カップルにとって最も一般的な方法のひとつです。養子縁組を通じて家庭を築く場合、子どもは法律上正式に親子関係が成立します。日本では同性婚が認められていないため、どちらか一方が養子縁組を行い、パートナーと共に子どもを育てる形(普通養子縁組)をとることができます。
    2. 精子提供による妊娠・出産:一方、精子提供を受けて妊娠・出産する場合は、女性カップルの一方が妊娠・出産することになるため、実際に自分たちの遺伝子を持つ子どもを得ることが可能です。

    台湾での精子提供、法的問題や条件

    精子提供は日本国内でも海外でも受けられますが、それぞれ法的な規定や実情が異なるため、事前の確認が必要です。
    今回は、精子提供を政府の管理運営により合法で受けることができる台湾での流れについて見てみましょう。台湾は距離的にも近く、安心して治療を受けられることから、精子提供を希望する同性カップルの間で人気が高まっています。


    台湾では、精子提供治療は法的に婚姻関係のあるカップルにのみ認められています。しかし、先述のように日本では同性婚は認められていません。このような法的な問題を解決するには、どのようにすればいいのでしょうか?

    まず、どちらかが性転換手術を受けて戸籍の性別変更を行う必要があります。
    家庭裁判所での性別変更の申し立てが受理されれば、異性婚となるため入籍することが可能となります。こうして正式な婚姻関係を証明することができるようになれば、台湾で精子提供を受けることが可能となります。

    精子提供による妊娠の手続きと流れ

    台湾で精子提供を受けて妊娠を希望する場合、治療のながれや手続きはどのようなものになるのでしょうか。台湾で精子提供治療を提供しているNUWA生殖医療センターでは以下のながれで治療を行っています:

    1. 初診・カウンセリング・公証カップルはまず医師のカウンセリングを受け、健康状態や妊娠計画について相談します。お二人ともに採血を行いますが、出産する側の女性の採血では妊娠において大切なホルモン値もチェックします。また、超音波検査などで子宮や卵巣の状況を確認し、治療介入が必要な問題があれば早めに対応します。同日に台湾政府に申請を行う際必要となる書類の公証を行います。公証人事務所や裁判所などにカップルで赴き、公証を受けます。妊娠を希望する側の女性は、この日に今後の体外受精治療に使用する薬剤を受け取ります。
    2. 精子ドナーのマッチング精子ドナーの紹介を受けます。台湾の法律により、精子ドナーの個人情報開示には制限があり、知ることができるのは「民族」「皮膚の色」「血液型」のみとなっています。写真を見ることはできませんが、あらかじめ身長・体重や外見などの希望条件をお伝えしておけば、担当者が希望に沿ったドナーを選んでマッチングします。ドナーを決定したら、クリニックが政府へマッチング申請を行います
    3. 採卵マッチング申請を通過したら、いよいよ体外受精治療に入ることができます。女性側の生理が来たら採卵周期の治療に入ります。通常生理2~4日目に日本のクリニックで採血を行い、投薬を開始します(検査や投薬の指示は個々によって異なるため、主治医にご確認ください)。採卵日に凍結してあるドナー精子を融解し、体外で受精、胚培養を行います。培養状況により必要に応じて凍結保存も可能です。
    4. 胚移植妊娠を希望する女性側の子宮に胚を移植します。移植周期の生理が来たら、自然周期やホルモン補充周期など、個々の状態に合わせて移植方法が選択されます。
    5. 妊娠確認・フォローアップ移植後は定期的に妊娠確認を行い、妊娠成立後も医師によるフォローアップが行われます。
    ◎精子提供治療のながれや質問など⇒https://www.nuwacare.com/ja/ovum-services/sperm-donor
    ◎体外受精治療のながれhttps://www.nuwacare.com/ja/ivf-services/IVF/process

    NUWA生殖医療センターの紹介

    NUWA生殖医療センターでは、女性同士のカップルが安心して妊娠に向けた治療を受けていただけるような環境を提供しています。

    • 専門医によるカウンセリング:個々のカップルの状況に応じた最適な治療計画を提案
    • 精子バンク保有:ドナー精子はすでに凍結されているので、待ち時間がありません。政府への申請を通過すればすぐに治療に入っていただけます。
    • 安全な精子提供体制:台湾国内の法的規制や倫理基準のみならず、NUWA独自の検査もさらに実施。より厳しい基準をクリアしたドナー精子のみを使用。
    • 高度な生殖医療技術:体外受精、胚凍結、精子・卵子の凍結管理など、万全のサポート体制を整えています。AI技術の活用と熟練の技術力により、高い成功率を実現しています。
    • 充実したフォローアップ:妊娠前後の健康管理や心理的サポートも提供。通訳スタッフによる一貫したフォローにより、海外からの患者さまも安心して治療を受けられます。

    NUWAでは、女性同士のカップルでも法律や医療上の制約に配慮しながら、希望に沿った妊娠サポートを行っています。カップルごとに最適な方法を提案し、安全で安心な出産を目指せるよう支援しています。
    現在では医療技術の進歩により、以前は叶わなかった夢を実現できる時代になっています。子どもを得たい女性同士のカップルの方は、これらの方法を検討してみてはいかがでしょうか?

    ☆NUWA生殖医療センター公式ホームページ(日本語)お問い合わせもこちらからどうぞ。

    ☆NUWA生殖医療センター公式Xをフォローして最新情報をゲットしましょう!

    ☆東尾理子さんとシェン副院長との対談(卵子提供・卵子ドナーについて)
    https://www.youtube.com/watch?v=ZGu5uQG00tU(ドナーの力を借りて夢をかなえる)
    https://www.youtube.com/watch?v=6XOkyr5WB_U (卵子バンクについて)

    ☆TBS報道特集(2024.09.24放送)卵子提供について

    2025.12.05

  • 生殖医療に関するコラム

    日本で卵子ドナーをやってみたい!条件やながれ、台湾との違いについても徹底解説

    「不妊症でお困りの方の家族づくりを手助けしたい」「自分の卵子が誰かの希望になるなら」という想いから、卵子ドナー(エッグドナー)に興味を持つ方が増えています。
    卵子ドナー(エッグドナー)はどこで募集していて、どのようにすればなれるのでしょうか?
    この記事では、日本で卵子ドナー(エッグドナー)を行うための条件や流れ、かかる費用や謝礼金について詳しく解説します。
    その他、卵子提供が合法で行われている台湾で卵子ドナー(エッグドナー)になる方法、そして信頼できる医療機関であるNUWA生殖医療センターについてもご紹介します!

    卵子ドナー(エッグドナー)とは?

    卵子ドナー(エッグドナー)とは、自分が提供した卵子によって不妊に悩むご夫婦を支援する行為です。
    近年、晩婚化や体質などさまざまな理由で、ご自身の卵子での妊娠出産が困難な方が増えています。このような場合、ドナー卵子を使った体外受精により妊娠の確実性を上げることが可能。卵子ドナー(エッグドナー)は、他人の家族形成を支える尊いボランティア活動なのです。
    しかし、まだ法整備の進んでいない日本では、卵子提供が一般的とは言えません。大々的な募集もされておらず、ドナーが不足しているのが現状です。

    日本で卵子ドナーを行うには

    ドナーの条件

    日本国内では、不妊治療を専門とするクリニックで結成されたJISARTという団体が中心となり、卵子提供治療を行っています。JISARTではガイドラインが制定されており、卵子ドナーになるためには、一般的に以下のような条件が求められます。
    • 原則として20歳〜35歳未満の成人女性
    • 出自を知る権利や卵子ドナー(エッグドナー)になる意味などについてのカウンセリングを複数回受け、納得したうえで卵子提供の意志決断を行う。
    • 感染症(HIV、梅毒、B型/C型肝炎など)の検査実施
    • 2親等以内の家族、自分自身に重篤な遺伝性疾患がないことについて、可能な限り確認する。
    • 将来、ドナー情報の開示が必要となる可能性があるため、自身の家族、パートナーなどに対して提供の事実を伝えておくことが望ましい。
    日本では、子どもの「出自を知る権利」の保護を重視しています。卵子ドナー(エッグドナー)は、自身の情報を開示する可能性があることを前提に行う必要があります。

    日本での卵子ドナー(エッグドナー)ながれ

    日本では、卵子ドナー(エッグドナー)はどこで募集しているのでしょうか?また、どのような流れで行うのでしょうか。
    現在、匿名ドナーの登録はOD-NETという支援団体を介するルートが主となっています。公式ホームページなどにアクセスすることで情報を得ることができます。

    おおまかな流れは以下のとおりとされています:
    1. 問い合わせ、登録:卵子ドナー(エッグドナー)希望者がOD-NETへ登録。ドナーの年齢に加え、出自を知る権利や配偶者の同意などの条件があるので、必ず確認し納得したうえで登録を行う。
    2. 登録確認・マッチング:登録したことを電話にて確認し、採血検査を実施。結果に問題がなければ正式に登録され、レシピエントとのマッチングが行われる。
    3. 説明・調査・カウンセリング・検査など:JISART登録施設にて調査やカウンセリングなどが行われる。特にカウンセリングは複数回にわたって行われ、ドナーが納得したうえで正しい意志決定が行われるよう配慮されている。また、施設内倫理委員会でも審議される。これに通過したら、いよいよ治療開始。
    4. 治療開始: 排卵誘発剤などを使用し、採卵の準備を行う。
    5. 採卵手術:短時間の麻酔下で採卵手術を行う。
    6. 術後フォロー:体調チェックや術後の経過観察

    かかる費用、謝礼金など

    ドナー側に治療にかかる費用負担はありませんが、ボランティア行為であるため報酬もありません。休業補償が一定額支給されます。
    日本で卵子ドナー(エッグドナー)になる場合、採卵治療の負担に加え、将来的に個人情報開示の必要性があるかもしれないこと、それによりパートナーや家族との関係性に影響が出ないかどうか、という点をクリアにしておく必要があります。

    台湾で卵子ドナーを行う方法

    このように、現時点では日本国内での卵子ドナー(エッグドナー)の応募ルートは限られているのが現状です。
    一方、卵子提供が合法で行われている台湾では、外国人ドナーの受け入れも積極的。ドナー募集のお知らせもよく見かけます。
    近年、多くの日本人夫婦が国内で卵子提供を受けることが難しいため、台湾にわたって治療を受けられています。そのため、台湾では日本人の卵子がとても必要とされているのです。

    卵子ドナー(エッグドナー)の登録や治療は、生殖医療クリニックで行うことができます。台湾の医療技術は高く、また法律によりドナー・レシピエントともに権利が保護されているので安心です。また「栄養費」とよばれる補償金の支払いも制度化されています。そして、台湾の法律ではドナーのプライバシーは将来にわたり保護されることになっている点が日本との大きな違いだといえるでしょう。

    台湾での提供にご興味のある方は、募集のお知らせを出しているクリニックに海外からのドナー受け入れをしているか確認してみましょう。治療のながれや必要となる滞在期間については、クリニックにより異なるので一緒に問い合わせてみるといいでしょう。

    卵子ドナーを行うなら、NUWA生殖医療センター

    NUWAの特徴

    卵子ドナー(エッグドナー)として海外で人助けをしたい方、NUWA生殖医療センターならとても安心です。NUWAは、台北・台中・桃園に3つのクリニックを展開。それぞれが最新設備を備え、専門医による高度な治療を提供しています。日本から卵子提供を受けに来られる方に多く選ばれている生殖医療センターです。

    NUWAの強みとは?

    • 高水準の医療設備と技術力:体外受精(IVF)や出生前診断(PGT-A)など、世界レベルの先進治療を提供。
    • 経験豊富な専門チーム:胚培養士、婦人科専門医、カウンセラーがチームでサポート。
    • 心地よい環境:患者の心と身体の負担を最小限にするため、落ち着いた空間設計とプライバシー重視の配慮がされています。
    • 日本語対応スタッフ在籍:充実した日本語サービスで安心。海外でも言葉の不安を感じることなく相談・治療が受けられます。

    卵子ドナー(エッグドナー)は、誰かの未来を支える素晴らしい選択肢です。無理のない範囲で、誰かのためにできる人助けができると素敵ですよね。
    自分の卵子が誰かの「ありがとう」になる・・・そんな経験ができるのが、卵子ドナー(エッグドナー)なのです。ご興味のある方は、新しい一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。


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    ☆NUWAの卵子提供、もっと知りたい方はこちらへどうぞ→https://www.nuwacare.com/ja/ovum-services/egg-donor-program/whynuwa
    ☆東尾理子さんとシェン副院長との対談いろいろ
    https://www.youtube.com/watch?v=kuoLVO_w6Hc(NUWAの高い妊娠率の秘密)
    https://www.youtube.com/watch?v=ZGu5uQG00tU(ドナーの力を借りて夢をかなえる)
    https://www.youtube.com/watch?v=6XOkyr5WB_U (卵子バンクについて)
    ☆TBS報道特集(2024.09.24放送)
    ☆ドナー体験談





    2025.12.04

  • 生殖医療に関するコラム

    実は珍しくない?男性不妊を正しく知って赤ちゃんへの一歩を

    「不妊症」というと、つい女性側の問題だと思われがちですが、実は不妊症の原因の約30~40%は男性側にもあることが知られています。つまり、「赤ちゃんができにくい」と感じたときには、男女ともに検査を受けることが重要です。
     今回は、意外と知られていない男性不妊の原因や検査内容、そして治療法についてもご紹介します。さらに、NUWA生殖医療センターで行っている男性不妊へのアプローチについても詳しく解説します。

    1. 男性不妊とは? 〜不妊の約半数が男性側の原因〜

    男性不妊とは、精子の数や運動率、形態などに問題があり、自然妊娠の成立を妨げてしまう状態を指します。不妊症の原因として、男性側にも原因があるケースは少なくありません。

    男性不妊の原因には、以下のようなものがあります:
    • 精子の数が少ない(乏精子症)
    • 精子の動きが悪い(精子運動率低下)
    • 精子の形態異常が多い(奇形精子症)
    • 精子が全く見られない(無精子症)
    • 精子の通り道が塞がっている(閉塞性無精子症)
    • ホルモンの分泌異常や遺伝的な問題
    男性不妊は目に見えにくく自覚症状がほとんどないため、気づかないまま時間が過ぎてしまいがち。しかし、早めに男性不妊の検査を受けることで、妊娠への道が大きく開ける可能性があるのです。

    2. 男性不妊検査はどうやるのか?

    男性不妊かどうかを調べるためには、まず検査を受ける必要があります。基本的な検査は以下の通りです:

    精液検査  

    最も基本となる男性不妊検査です。数日間の禁欲後に採取した精液を顕微鏡などで詳細に調べる検査で、痛みやリスクもありません。観察項目と基準値は以下のとおりです。

    観察項目基準値(WHO 2021年)
    精液の量 1.4ml以上
    濃度 1,600万/mL以上、運動率42%以上、正常形態率4%以上とされています
    運動率 42%以上
    正常形態率 4%以上

    また、採精した検体を用いて行う「精子DNA断片化検査(SDF)」では精子のDNAの損傷状況を調べ、精子の質を評価します。

    血液検査

    泌尿器科にてホルモンバランスを調べるための血液検査が行われます。検査項目には、性腺刺激ホルモン放出ホルモン(GnRH)、甲状腺刺激ホルモン(TSH)、プロラクチン、黄体形成ホルモン(LH)、卵胞刺激ホルモン(FSH)、テストステロン、エストラジオール(E2)などが含まれます。

    染色体・遺伝子検査

    無精子症などの重度の男性不妊が疑われる場合、クラインフェルター症候群などの染色体異常や、AZF遺伝子欠失などの遺伝的な要因がないかを確認します。
    これらの「男性不妊検査」を通して原因を明確にし、今後の治療方針を立てていきます。検査は比較的簡単かつ非侵襲的に行えるものが多いです。パートナーとともに受診しぜひ男性側も検査を受けましょう。


    3.より良い精子のために始めたい生活習慣

    妊活や男性不妊検査に向けて、日々の生活で精子の質を向上させることには何があるのでしょうか?
    精子の濃度・運動率・形態をベストな状態に保つために、妊活中の男性には以下のことをおすすめしています:

    ①減(禁)煙・減酒
    ②規則正しい生活
    ③適度な運動

    近年の研究では、たとえ精液の状態が正常で自然妊娠が可能であっても、男性が喫煙・飲酒や偏った食生活を続けていると、精子内部のDNAに悪影響を与える可能性があることがわかってきています。これにより、受精後や生まれてきた子どもの発育、さらには数十年後の代謝異常や慢性疾患のリスクにも関わる可能性があるとされています。

    コエンザイムQ10、亜鉛、オメガ3脂肪酸、カルチニンなどのサプリメントや、野菜や穀物類、ナッツ類、魚介類などから摂れる栄養素も精子の質向上の助けになります。ぜひ日常的に取り入れましょう。

    4. 男性不妊と診断されたら? 治療法はあるのか?

    男性不妊症には、治療によって改善が期待できるケースと、改善が難しいケースがあります。それぞれの原因や治療法を見てみましょう。

    (1) 改善が可能な原因と治療法

    治療可能な原因とその対応方法は以下のとおりです。早めの受診で、妊娠の可能性を高めることができます。
    • 精索静脈瘤:外科的手術による矯正が有効です。
    • 下垂体機能低下(原発性):排卵誘発剤(hCG、hMGなど)の注射でホルモンバランスを整えます。
    • 高プロラクチン血症・甲状腺機能亢進・高血圧や糖尿病などの慢性疾患:内科的な薬物治療により改善が期待できます。
    • ステロイド剤やテストステロン製剤の長期使用によるもの:これらの薬剤を中止することで、精子の状態が回復する場合があります。

    (2)改善が難しい原因のもの

    治療による改善が難しい男性不妊の場合、人工授精や精子提供といった生殖補助医療が必要となります。矯正が難しい主な原因は以下のとおりです:
    • 精巣の早期機能不全(早期枯渇):多くは原因不明ですが、外傷による精巣の萎縮や、幼少期のおたふく風邪(ムンプス)感染により精巣炎を起こした場合などがあります。重症の精巣炎では造精機能が完全に失われることがあります。
    • 無精子症:無精子症は、大きく分けて以下の2種類に分類されます:
    1.  閉塞性無精子症(全体の約40%):造精機能には問題がなく、精子の通り道に障害があるタイプです。精管閉塞や精索静脈瘤など、外科的な原因が明らかな場合は手術による対応が可能です。
    2. 非閉塞性無精子症(全体の約60%):染色体や遺伝子異常によるものは先天的であり根本的な改善は困難です。ただし、染色体異常や遺伝子欠失の種類によって、不妊の程度には差があります。代表的なものに「クラインフェルター症候群」や「AZF遺伝子欠失」などがあります。これらの場合、顕微授精(ICSI)などの生殖補助技術の活用が必要です。
    無精子症と診断された場合には、精巣精子回収術(TESE:Testicular Sperm Extraction)や 副睾丸精子吸引術(MESA:Microsurgical Epididymal Sperm Aspiration)により精子を回収し、体外受精に利用します。
    体外受精で行われる顕微授精(ICSI)とは、1個の精子を卵子に注入する生殖医療技術です。精子の数が少ない、運動率が低い、奇形率が高いといった場合において有効です。

    いかがでしょうか?
    男性不妊は決して珍しいことではなく、適切な検査や治療で妊娠を目指すことができます。まずは男性不妊検査を受けることが第一歩です。


    5. NUWA生殖医療センターで行える、男性不妊の検査や治療

    NUWA生殖医療センターでは、男性不妊検査および治療を専門的に行っています。パートナーと一緒に受診しやすいよう配慮された環境で、プライバシーを守りながら丁寧なサポートを提供しています。
    当院で対応している主な男性不妊検査には以下のものがあります:
    • 精液検査(国内および海外の基準に対応)
    • ホルモン採血
    • 遺伝子検査(必要に応じて)
    • 超音波診断
    また、男性不妊と診断された場合には、以下のような治療・対応が可能です:
    • 精索静脈瘤の外科的治療に関する連携医療機関のご紹介
    • 顕微授精(ICSI)を用いた高度生殖補助医療
    • 精巣精子回収術(TESE)への対応
    • 栄養指導や生活習慣改善のサポート
    NUWAでは、男性不妊の背景にある身体的・心理的な側面にも目を向け、パートナーとともに妊娠への道をサポートいたします。男性不妊検査を通じて問題が明らかにすることで、その分だけ的確な治療が可能になるのです。

    おわりに

    赤ちゃんを望むご夫婦にとって、時間はとても貴重です。妊活において「女性だけが頑張る」という時代は終わり、今では男性側のチェックも重要なステップとなっています。
    「男性不妊」は珍しいことではなく、誰にでも起こり得ることです。そして早期の「男性不妊 検査」によって、多くの方が治療や対策を通じて希望を見出しています。
    NUWA生殖医療センターでは、男性側も含めた総合的なサポートを行っています。赤ちゃんを授かるための第一歩として、どうぞお気軽にご相談ください。


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    ☆NUWAの精子提供、もっと知りたい方はこちらへどうぞ→https://www.nuwacare.com/ja/ovum-services/sperm-donor
    ☆精子提供による体外受精のながれ
    ☆TBS報道特集(2024.09.24放送)
    ☆台湾での診察について(日本語)

    2025.11.27

  • 生殖医療に関するコラム

    赤ちゃんがほしい!年齢とともに増す悩み、卵子提供で叶える新しい選択肢

    「年齢を重ねても赤ちゃんがほしい」
     そう願う女性は少なくありません。女性の人生には学業、仕事、結婚や出産といったライフイベントがあり、その中でも妊娠は大きな節目です。「妊娠適齢期」と呼ばれる時期は一般的に20代後半から30代前半とされていますが、この時期は卵子の質も安定しているため妊娠の可能性も高いです。
    一方で40歳を超えると状況は大きく変化します。自然妊娠率は5%以下に低下し、加齢による卵子の質の低下が妊娠を難しくする大きな要因となります。赤ちゃんを望む高年齢の女性にとって、これは大きな壁となります。

    年齢と妊娠可能性の関係

    女性は生まれた時から卵子の数が決まっており、新しく卵子を作り出すことはできません。そのため、年齢とともに卵子の数は減り、質も低下していきます。これが高年齢女性の妊娠の可能性を下げる理由です。特に35歳を超えると妊娠率の低下が顕著になり、流産率も上昇します。
    多くの方が体外受精に挑戦しますが、採れる卵子の数が少なかったり、受精しても胚の成長が止まってしまうこともあります。こうした現実を前に「もう妊娠は難しいのでは」と感じる方も少なくありません。
    しかし、治療の選択肢は残されています。その一つが「卵子提供」です。

    卵子提供とはどのような治療か

    卵子提供とは、若い女性ドナーから提供された卵子を夫の精子と体外受精させ、その受精卵を妻の子宮に移植する方法です。妊娠・出産するのは妻自身です。
    基本的に若いドナーだと卵子の質が良いため、高年齢の女性でも妊娠の可能性を高めることができます。40代後半や50歳前後でも、母体が健康で子宮の状態が整っていれば妊娠・出産が可能になるケースもあります。
    「自分の卵子を使わない」ことに心理的な抵抗を感じる方もいますが、妊娠中に赤ちゃんを育む過程で強い絆が生まれ、出産後に我が子を抱いた時「まぎれもなく自分の子どもだ」と感じられる方が多いのです。

    ≪関連記事≫

    卵子提供の注意点

    卵子提供には注意点もあります。
    まず、国によって倫理的・法律的な制限が異なります。日本では第三者からの卵子提供による治療は制度化されていないため、国内で受けるのは難しいのが現状です。そのため、多くの方が海外で治療を受けています。
    また、卵子提供は身体的な治療だけでなく、心理的なサポートも欠かせません。ドナーから卵子を受け取ることに対する気持ちの整理や、将来子どもにどう説明するかといった課題について、夫婦で話し合いながら専門家の助言を受けることが大切です。

    ≪関連記事≫

    台湾での卵子提供について

    海外での卵子提供先として、台湾は日本人に特に人気があります。その理由は以下の通りです。

    • 日本から近い:東京からわずか3〜4時間のフライトで到着。渡航回数が数回必要でも、費用や時間の負担を抑えられます。
    • 日本語対応が可能:台湾には日本人患者が多く、日本語スタッフを配置しているクリニックが多いため安心です。
    • 医療水準が高い:台湾の生殖医療は世界的にも評価が高く、先進的な治療を受けることができます。
    • 国家による管理:衛生福利部(日本の厚生労働省に相当)が厳格に管理しており、ドナーは生涯に一度しか卵子を提供できない制度も整っています。

    治療の流れとしては、夫婦での初診・検査・診察から始まり、ドナーの選定、受精、胚移植へと進みます。期間は数か月単位ですが、日本から近いため通いやすく、仕事を続けながらでも調整しやすいのがメリットです。


    卵子提供で新しい人生の一歩を

    高年齢の女性にとって、自然妊娠や体外受精での妊娠は簡単ではありません。その背景には卵子の質の低下があり、これが妊娠の可能性を下げる主な理由です。
    しかし、治療の道が閉ざされたわけではありません。卵子提供は、高年齢であっても「妊娠・出産」の夢を叶えたい方にとって大きな希望となります。将来のライフプランや子育てに向けた健康状態も確認しながら、選択肢の一つとして検討してみてはいかがでしょうか。
    台湾のように信頼できる医療環境で卵子提供を受けることは、多くの女性にとって現実的で安心できる解決策です。年齢を重ねても「母になる夢」を実現できる可能性は残されています。

    台湾で人気のNUWA生殖医療センターって?

    卵子提供を受けるために台湾を訪れるご夫婦が年々増えています。台湾には数多くの生殖医療クリニックがありますが、その中でも近年、NUWA生殖医療センターへの注目と人気が非常に高まっています。
    NUWA生殖医療センターは台中・台北・桃園の3拠点に、タイムラプス胚培養システムをはじめとする先進的な設備を備えたクリニックと胚培養室を構えています。さらに、漢方クリニックも併設しており、台湾ならではの本格的な東洋医学を取り入れながら妊活を進めることも可能です。
    診療は、生殖医療専門医・胚培養士・免疫科専門医など、経験豊富なスタッフが担当しています。また、三院すべてに日本語スタッフが常駐しており、日本語でのサポート体制も整っています。

    台湾国内はもちろん、海外から訪れる患者さまからも、医療面・サービス面・環境面で高い評価をいただいています。台湾での卵子提供に関心のある方は、日本説明会やオンライン説明会のご参加がおすすめ。実際に話を聞き、クリニックの雰囲気を感じることは安心感につながりますよ。

    ☆NUWA生殖医療センター公式ホームページ(日本語)お問い合わせもこちらからどうぞ。https://www.nuwacare.com/ja

    ☆NUWA生殖医療センター公式Xをフォローして最新情報をゲットしましょう!

    ☆NUWAの卵子提供、もっと知りたい方はこちらへどうぞ→https://www.nuwacare.com/ja/ovum-services/egg-donor-program/whynuwa

    ☆東尾理子さんとシェン副院長との対談いろいろ
    https://www.youtube.com/watch?v=kuoLVO_w6Hc(NUWAの高い妊娠率の秘密)
    https://www.youtube.com/watch?v=ZGu5uQG00tU(ドナーの力を借りて夢をかなえる)
    https://www.youtube.com/watch?v=6XOkyr5WB_U (卵子バンクについて)

    ☆TBS報道特集(2024.09.24放送)

    2025.11.27

  • 生殖医療に関するコラム

    日本と海外の卵子提供、どんな違いがあるのか知りたい!

    日本では法整備が整っていないため卵子提供のハードルが高く、海外に渡って治療をする日本人の方が増えています。日本と海外の卵子提供について、特徴を解説します。

    日本における卵子提供の現状

    最近よくニュースなどで話題にあがる「卵子提供」。卵子提供とはどのようなものなのでしょうか?
    不妊治療を受けている方の中には、自身の卵子での妊娠が困難なケースがあります。代表的な要因として、加齢による卵子の老化があります。医療の発展や生活習慣の変化などにより、現代女性は見た目が若くて健康な方が増えました。しかし、卵子の老化は現代の医学をもってしても止めることはできません。

    一般的に30歳で30%ある自然妊娠率は40歳を超えると5%へと急激に低下することが分かっています(台湾のデータ)。高年齢の方のほかに、早発閉経や遺伝疾患のある方も、卵子提供を利用することで妊娠・出産を目指すことができます。
    しかし、日本では法整備について議論中であり、まだ体制が整っていないため国内で卵子提供治療を受けるのはハードルが高いとされています。そのため、海外へ渡って治療を受ける日本の方が増えている現状があります。

    日本での卵子提供の法律と規制

    先述のように、日本では卵子提供に関する明確な法律はまだありません。そのため「違法ではないが、合法でもない」という曖昧なスタンスのまま時が流れてきました。高齢出産によるリスク、生まれた子どもの出自を知る権利や倫理面など、さまざまな問題についての議論がなされており、まだ結論は出ていません。

    日本での卵子提供のプロセス

    では、日本で卵子提供を受けるにはどのようにすればいいのでしょうか?

    step.1 JISART認定施設の選定

    卵子提供治療を受けるためには、JISART(日本生殖医療標準化機関) に認定された施設を選ぶ必要があります。2025年現在、約30の施設が認定されています。

    step.2 卵子の提供者をご夫婦で探して依頼しておく

    ドナーは原則として匿名の第三者であることとされていますが、生まれる子供の福祉の観点上問題がなく、また第三者からの提供を得ることが難しい場合は、親族や友人からの提供も認められています。これは、日本では匿名の提供者が非常に少ない現状を反映しています。

    step.3 説明、熟慮期間、治療の同意

    治療を受けたいご夫婦(レシピエント)と提供者(ドナー)は、希望する施設にて医師から治療の説明を受けます。カウンセリングなども行い、卵子提供治療についてしっかり納得したうえで同意の意思決定を行う必要があります。3ヶ月間の熟慮期間が設けられており、時間をかけて最終的な意思決定を行います。

    step.4 倫理委員会の審査

    レシピエント・ドナーともに同意が得られ、医師も治療可能と判断した場合は、倫理委員会に申請されます。必要に応じて、レシピエント夫婦・ドナー夫婦に対して倫理委員会でヒアリングが行われることがあります。

    step.5 卵子提供治療開始 

    倫理委員会からの承認がおりたら卵子提供による治療を開始できます。ここまでの流れが完了するまでに1年はかかるとされています。
    JISARTの方針に基づき、卵子提供による子どもの福祉や出自を知る権利が考慮されます。生まれた子どもは15歳以上になれば、実施医療施設へドナー情報の開示を求めることが可能です。

    日本での卵子提供の費用

    JISARTの認定施設で治療を行う場合、開始までの審査やカウンセリングなどで100~180万円ほどかかるとされています。その他、治療に入ってからの診察費や移植費、薬剤費、そしてドナーへの生活保障を支払う場合も費用が別途発生するため、高額な費用がかかることが想定されます。

    海外の卵子提供、どの国がいい?

    海外で治療を受ける場合、どの国に行けば卵子提供が可能なのでしょうか?
    主にアメリカやタイ、そして台湾などで治療を受けることができます。これらの国のうち、法規制が整っているのは台湾とタイ、さらに国営で管理されているのは台湾だけです。

    海外での卵子提供をうけるには、通常エージェントを通してマッチングや治療を行います。ドナーの採卵やレシピエントへの移植までにかかる費用として、アメリカで650万円~900万円、タイでは300~400万円程度が相場。これにプラスして、航空券やホテル代などもかかります。

    一方、卵子提供に関する法整備が整っており、国が運営・管理している台湾の場合はどうでしょうか?台湾の衛生福利部(日本の厚生労働省に相当)が認可した生殖医療センターや不妊症クリニックであれば、直接治療を受けることができるので安心です。

    ✅台湾での卵子提供、費用やながれはこちらからどうぞ→https://www.nuwacare.com/ja/health-education/egg-borrowing-process


    台湾の医療レベルの高さには定評があり、医療先進国とされているアメリカと大差ないといわれています。世界各都市の生活や医療などのデータベース化したサイト「Numbeo」による2020年全世界ヘルスケア指標では、台湾は86.71とトップを獲得(順位は以下、韓国、日本と続きます)。

    台湾の医療は不妊症領域においても、高い成績を誇っています。「体外受精における国別着床率ランキング」では台湾は36.7%で第二位!第一位だったアメリカの着床率は37.5%でしたので、数値としては大きな差がありません。このことからも台湾の高い技術力が見て取れるのではないでしょうか。

    さらに、日本語サービスを提供しているクリニックが多いこと、日本からの渡航にかかる時間や費用をおさえられること、日本との文化が近いことなどから、台湾の人気が高まっています。

    治療費用は施設により異なりますが、おおむね280~300万円程度が相場。卵子提供にかかる費用や渡航費などの出費をおさえつつ、アメリカと同様にハイレベルの治療を受けることができる点、国で管理しているため安心して治療を受けられる点が、台湾で卵子提供を受ける大きなメリットだと言えるでしょう。

    6.日本と海外の卵子提供に関するよくある質問(Q&A)

    1. 海外で卵子提供を受けるのに人気の国は?

    アメリカ、台湾、タイなどがあります。

    2.海外のドナーだと日本人の見た目とかけ離れているのでは?

    アメリカの場合は卵子ドナーのプロファイルや写真を確認することができます。日本からも近いアジア圏であれば、現地のドナーであっても容貌が日本人に比較的近いことが多いです。

    3.海外の治療では、言葉の問題はありませんか?

    エージェントを利用した場合、通訳サービスを依頼することができることが多いです。台湾ではクリニックに日本語通訳が常駐しているところもあり、細やかなサポートを受けることが可能です。

    4.日本の卵子提供は出自を知る権利が重視されています。海外ではどうですか?

    国の法律によってドナーの情報開示制限は異なります。
    アメリカではプロファイルを見て確認することができます。台湾は個人情報の開示に制限がありますが、将来子どもが近親婚とならないよう検索を行えるシステムが構築されており、政府のシステムに申請することで確認することができます。

    5.日本でドナーになることはできますか?

    OD NETなどの組織を通じて登録することが可能です。

    NUWA生殖医療センターの特色

    では、卵子提供を受ける多くの日本人夫婦に選ばれているNUWA生殖医療センターには、どのような特色があるのでしょうか?

    ①整った設備、経験豊富な医師や胚培養士
    台湾の桃園、台中、台北にクリニックや胚培養室を構えるNUWA。
    Bipolarイオン空気浄化システムによる胚培養環境の最適化、24時間遠隔監視システムによる異常時の速やかな対応への体制づくりがなされています。また、すべての受精卵はタイムラプスを使用して培養。よりよい結果へつなげられるよう、環境や設備がきちんと整えられています。
    また、NUWAでは高度な教育機関で学び不妊治療の専門病院で経験を積んだ医師や胚培養士のみを採用しており、設備のみならず人材面でも安心です。
    ②卵子バンクがある
    NUWAには卵子バンクがあるので、ドナー卵子の採卵個数が事前に分かる点、そして手続きが終わればスムーズに治療に入れる点が大きなメリットです。日本人ドナーの登録もあります。
    ③日本語サービスがある
    桃園、台中、台北いずれのクリニックにも日本語カウンセラーが常駐。卵子提供を受けるには、公証など日本で馴染みのない手続きも必要となりますが、NUWAのスタッフが日本語でサポートするので安心です。もちろん、診察や検査、そして日本に帰ってからも、メールやLINEで気軽に連絡を取ることができます。

    ✅卵子提供治療のながれはこちらから→https://www.nuwacare.com/ja/health-education/egg-borrowing-process

    ✅台湾の卵子提供のリアル、NUWAについても詳しく説明!https://www.nuwacare.com/ja/ovum-services/egg-donor-program/process


    2025.11.26

  • 生殖医療に関するコラム

    胚のグレード分けについて知ろう。 3日目胚と5日目胚盤胞、移植するならどちらがいい?

    胚はどのようにグレード(等級)分けされるのでしょうか?

    体外受精治療を受けている患者さまから、診察時によく「胚のグレードは良いですか?妊娠の可能性はありますか?」という質問をいただきます。
    妊娠の成功率は、胚の品質と大きく関係しています。では、胚培養士は着床前染色体スクリーニング検査(PGS/PGT-A)以外に、どのような方法で胚や胚盤胞の質を判断しているのでしょうか?

    その答えが「形態学(Morphology)」による評価です。
    胚培養士は顕微鏡で胚を観察し、細胞の数や大きさ、フラグメント(細胞片)の量などを総合的に評価して胚のグレードを判定します。

    そして、グレードの高い胚ほど着床の可能性が高いと考えられています。



    一、どう見る、胚のグレード?

    胚は培養開始から移植までに、次の3つの段階を経ます。

    1.分割期(2〜3日目)
    2.桑実胚(4日目)
    3.胚盤胞(5〜7日目)

    それぞれの段階で、胚には異なる評価基準・等級があります。
    胚の培養報告書を見ると、アルファベットや数字の組み合わせが並んでおり、「この記号はいったい何を意味しているの?」と戸惑う方も多いのではないでしょうか?

    ここでは、「胚のグレードの見方」を3つのステージに分けて整理し、ご自分の胚の状態をより深く理解できるように説明します。


    3日目胚(2〜3日目の胚、分割期とも呼ばれます)

    3日目胚(2〜3日目の胚、分割期または分割期とも呼ばれます)
    3日目胚の分割期(cleavage stage)とは、受精から2〜3日目の胚を指します。この時期の胚は、6〜8個の細胞に分裂しています。

    【評価項目】 細胞数/細胞の大きさ/フラグメント(細胞片)の量
    評価は5段階に分類され、 G1・G2・G3が良好、G4・G5はやや劣るとされます。
    (例)
    8G1 … 8個の細胞があり、グレード1(細胞の大きさが均一でフラグメントなし)
    4G3 … 4個の細胞があり、グレード3(細胞の大きさにばらつきがあり、フラグメントを含む)


    桑実胚(4日目の胚、胚盤胞になる前の段階)

    桑実胚(morula stage)とは、受精から4日目の胚を指します。
    受精卵が細胞分裂を繰り返す初期の発育段階で、見た目が桑の実(マルベリー)に似ていることから、この名がつけられています。

    【評価項目】 細胞同士の結合(コンパクト化)の程度
    評価は5段階に分けられ、 M1・M2・M3が良好、M4・M5はやや劣るとされます。
    (例)
    M1 … グレード1、最も良好な状態を示します。


    5日目胚盤胞(5〜7日目の胚)


    5日目胚盤胞(blastocyst)とは、受精から5〜7日目の胚を指します。
    「胚盤胞」とは、受精卵が細胞分裂を重ね、胚が大きくなって内部に胚盤胞腔(空洞)ができ始めた状態をいいます。

    この段階では、胚の内部が次の2つの細胞群に分かれます。
    1.内細胞塊(Inner Cell Mass):将来「赤ちゃん」になる部分
    2.栄養外胚葉(Trophectoderm):将来「胎盤」になる部分

    胚盤胞の評価基準は以下の通りです:
    ◎内細胞塊(将来赤ちゃんになる部分)
    - グレード(A〜C):評価の最初の英文字で示されます。
    A、Bは良好、Cはやや劣ります。
    内細胞塊が多く、均一であるほど等級は高くなります。

    ◎栄養外胚葉(将来胎盤になる部分)
    - 等級(A〜C):評価の2番目の英文字で示されます。
    A、Bは良好、Cはやや劣ります。
    栄養外胚葉の細胞が多く、均一であるほど等級は高くなります。

    ただし、初期胚盤胞(EB, Early Blastocyst)の場合は、胚が十分に成長していないため評価できません。
    成長して大きくなった段階で評価が行われます。

    (例)
    5BC … 着床に近い段階で、内細胞塊がB、栄養外胚葉がC

    3CB … 着床段階にはまだ達しておらず、内細胞塊がC、栄養外胚葉がB


    二、 体外受精での胚移植は、3日目胚と5日目胚盤胞のどちらを選ぶべきか?

    胚は温度変化に非常に敏感。温度が高すぎたり低すぎたり、空気の変化や温度差があると、発育に影響を受けます。
    以前の体外受精の培養装置(インキュベーター)は現在ほど高性能ではなかったため、すべての胚を体外で5日目の胚盤胞まで培養できるわけではありませんでした。そのため、多くの場合は3日目の胚を移植して着床率を高めていました。

    しかし、現代の技術は進化しています。
    たとえば、NUWA医療のラボでは恒温埋込型インキュベーターを用い、胚の温度を37℃に保つことで妊娠率向上につなげています。また、タイムラプス観察技術により、胚の異常な細胞分裂の様子を確認することも可能です。

    例として、1つの細胞が直接3つに分裂する「DUC(Direct Unequal Cleavage)」のような異常が見られた場合、胚をD5まで培養して発育の様子をさらに観察する選択肢があります。
    異常分裂のある胚では、3日目での凍結や移植を行わず、5日目まで培養して適性を見極めてからの移植が推奨される場合があります。

    (一)5日目胚盤胞移植は成功率が高いのか?

    5日目胚盤胞の移植は、3日目胚に比べて成功率が高いのでしょうか?
    ネット上では「5日目胚盤胞の方が成功率が高い」とよく言われており、ご夫婦にとって気になるポイントです。
    しかし実際には、胚の着床成功率はさまざまな要因によって左右されます。
    3日目胚か5日目胚盤胞を選ぶかは、年齢、排卵誘発剤への反応、採卵数、異常分裂の有無などを考慮して、医師が総合的に判断します。

    (二)自分には3日目胚移植と5日目胚盤胞移植、どちらが適している?

    3日目胚移植と5日目胚盤胞移植のどちらが適しているかは、個々の状況によって異なります。
    「自分にはどちらの胚移植が向いているのか?」と気になる方は、以下の内容をご参考になさってください。

    3日目胚移植に適した方:

    卵巣機能が低下している方や採卵数が少ない方では、3日目胚を1個以上移植することで妊娠率を高めることが可能ですが、多胎妊娠のリスクがあります。また、PGS/PGT-A(着床前染色体スクリーニング)はできません。

    5日目胚盤胞移植に適した方:

    5日目胚盤胞は着床率が高いので、初めて体外受精を受ける方や、年齢が若くて採卵個数が比較的多い方に適しています。
    移植胚の個数が少なくても精度が高く、またPGS/PGT-Aによる染色体正常胚の選別も可能なため、妊娠成功率を高めることが可能です。

    <結論>
    3日目胚移植は一般的に「複数胚を一度に移植」する方法で行われ、
    5日目胚盤胞移植は「少数精選で移植」する方法が基本です。

    どちらの移植法を選ぶかは、個々の卵子の数や質によって決まります。
    移植を行う前に、必ず医師と相談して最適な方法を検討することをおすすめします。

    三、AI胚培養装置による、より精密な胚グレードの選別

    『NUWA胚培養室』では、最先端のタイムラプス胚培養システムを導入しています。
    この高性能インキュベーターは、胚を取り出さずに安定した培養環境で発育を観察できる設計になっているため、胚にかかるストレスを最小限に抑えることができます。さらに、胚の形態を自動で連続撮影することで、従来の定時観察では捉えられなかった動態映像を記録。これにより、胚の発育過程の細かい変化をより多く把握することができ、胚グレードの精密な判定が可能となります。


    四、NUWA胚培養室のハッピーストーリー

    胚のグレードにかかわらず、NUWAの医療チームはどの胚もあきらめません。どの胚にも妊娠の可能性があるからです!

    この度、39歳のママが一度の体外受精治療で無事卒業されました。
    この方は二人目不妊(続発性不妊)で、第一子出産後に妊活を続けましたが、3年間成果が出ませんでした。

    検査の結果、AMH値は0.49(AMH:抗ミュラー管ホルモン、卵巣内の卵子の貯蔵量を示す指標)。
    しかし、吳成玄医師と胚培養士チームのサポートにより、6個の卵子を採取し、うち4個が3日目胚まで培養されました。
    そのうち2個を移植した結果、1個が無事着床し、妊娠3か月で順調に卒業となりました。

    胚培養士にとって、小さな胚が無事に赤ちゃんとなり、患者さまが我が子を抱えて帰宅する姿ほど感動と喜びを感じる瞬間はありません。妊活中のご夫婦が、健康な赤ちゃんを無事に迎えられることを心より願っています。



    五、 台湾での体外受精— 胚培養室といえばNUWA生殖医療センター


    NUWA生殖医療センターでは、8台のAIタイムラプス胚培養インキュベーターを導入。
    経験豊富な胚培養士チームと高度な設備により、胚の発育を24時間体制で監視・ケアし、発育過程の細かい変化を捉えることで、胚培養の成功率を大幅に向上させています。

    質の高い胚培養室と専門的な胚培養士は、体外受精の成功を左右する重要な要素のひとつです。
    受精から胚の養成まで、胚培養室ではすべての過程において細やかな分業とチームワークにより胚を守ります。
    NUWAの胚培養チームは、胚の問題を解決し、患者さまが無事に妊娠へと進めるようサポートいたします。



    2025.11.11

  • 生殖医療に関するコラム

    辛い反復流産、治療の選択肢は──体外受精か卵子提供か


    妊活中の方にとって、妊娠できないことと同様に非常に辛いのが流産です。せっかく着床しても、順調に成長しない場合は流産とされ、妊娠12週までの早期流産が多くを占めるといわれています。

    1. 反復流産とは

    妊娠はするものの出産に至らず流産が続いてしまう状態を「反復流産」といいます。日本では2回以上の流産を「反復流産」、3回以上を「習慣流産」と呼ぶことがあります。妊娠しても出産に至らないという事実は、身体面のみならず心にも大きなダメージをおよぼし、多くのご夫婦に深刻な悩みを与えています。

    2. 反復流産の主な原因

    反復流産の原因にはどのようなものがあるのでしょうか?反復流産の原因は一つではありません。主に、胚側の要因と母体側の要因に分けられます。

    ✅染色体異常:妊娠12週未満の早期流産の原因として最も多いものが赤ちゃんの異常とされます。受精卵の染色体に数的・構造的な異常がある場合、胚の成長が途中で止まってしまい流産に至ります。
    ✅子宮の形態異常や筋腫:着床や胎児の発育を妨げる可能性があります。
    ✅ホルモン異常:母体に黄体機能不全、甲状腺や糖尿病など内分泌系の問題があると、着床や妊娠に影響をおよぼすことがあります。
    ✅免疫学的要因:母体の免疫システムが胎児を排除するように働いてしまうケースがあります。
    ✅血液凝固異常:血栓が胎盤に形成され、胎児への血流が阻害されることもあります。

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    3. 反復流産、まず何をやればいいのか

    では、反復流産に直面したときどうすればいいのでしょうか?
    原因が特定できれば、対策を講じることが可能です。まずは生殖医療科の医師の診察と必要な検査を受けてみることをおすすめします。原因が特定できた場合は、以下のような治療を行います。

    ✅子宮内環境の調整:子宮鏡や卵管造影検査により、子宮筋腫や卵管水腫、子宮内膜炎などの問題がないか確認します。あれば治療を行い、子宮内の環境を整えます。
    ✅ホルモン値の調整:甲状腺などの内分泌異常や黄体ホルモンの不足など問題があれば、投薬を行いコントロールします。
    ✅免疫の調整:免疫疾患が原因で着床が困難な場合は、医師の指示により治療を行い改善を図ります。
    ✅PGT-A(PGS:着床前胚染色体異数性検査):PGT-A(PGS)は胚の染色体数に異常がないかを調べるスクリーニング検査です。体外受精で培養した胚の一部を採取し、検査を行います。染色体数異常のある胚を避けて、正常胚を移植することで流産リスクを低減させることが可能です。

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    ◎PGT-A(PGS)とPGT-M(PGD) →https://www.nuwacare.com/ja/health-education/pgs-pgd

    4. 卵子提供という選択肢

    では、体外受精を繰り返しても採卵・培養の結果が思わしくない場合や、PGT-Aを行ってもなかなか移植可能な胚が得られない場合はどうすればいいのでしょうか。

    この場合は、卵子提供もひとつの選択肢となります。卵子提供とは、若いドナーから提供された卵子と夫の精子を授精させ、得られた胚を妻の子宮に移植する治療法です。若い卵子を用いることで染色体異常のリスクが大幅に下がり、妊娠継続率・出産率の向上がのぞめます。
    加齢が妊娠率の低下を招くことは良く知られるところで、40歳の自然妊娠率は5%以下まで落ち込むといわれています。同時に、流産率が増加することもわかっています。台湾の111年人工生殖施行結果分析報告の統計によると、それまで10-20%程度だった流産率が40歳を超えると一気に30%近くまで上昇しています。
    妻の年齢が高い場合、若い卵子を使うことで流産のリスクを大幅に減らすことが可能ですが、日本ではまだまだ現実的ではないのが実情です。そのため、海外で卵子提供を受ける日本人のご夫婦が増えており、「反復流産からの出口」として注目されています。

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    5. どちらを選ぶべきか

    卵子の問題についても考慮したとき、年齢・検査結果・これまでの治療経過などによって、適した方法が異なります。

    ▷まだ年齢が比較的若い場合:体外受精+PGT-Aで正常胚を選別し、妊娠継続を目指すのが一般的です。
    ▷40歳前後以降、正常胚が得られにくい場合:加齢により正常胚を得ることが難しくなってくるため、卵子提供が大きな選択肢となり得ます。

    まずは医師の指示のもと必要な検査と評価を受けましょう。卵子の問題以外にも、対応できることがあるかもしれません。また、ご夫婦の価値観や将来設計も大切な要素です。反復流産という困難な経験の中で、どの治療法が自分たちにとって最も納得できる選択かをじっくり考える必要があります。

    ◎卵子提供治療の進め方はコチラから→https://www.nuwacare.com/ja/ovum-services/egg-donor-program/process

    6. 安心できるクリニックをーNUWAで包括的生殖医療を

    妊娠の喜びが流産という結果に終わってしまうこと、そしてその悲しみが繰り返されることは非常に耐え難い経験です。反復流産にはさまざまな要因がからんでおり、多角的な評価が必要となることもあります。

    例えば卵子提供のように、日本で受けることが難しい場合は海外での治療を考慮する必要も出てくるでしょう。近年卵子提供のために台湾に渡航する日本人のご夫婦が増えていますが、中でも特に人気のあるNUWA生殖医療センターについてご紹介いたします。

    台湾のNUWA生殖医療センターは、海外からの患者さまも積極的に受け入れて治療を行っている医療機関です。台中・台北・桃園の3箇所に設備の整ったクリニックと胚培養室を構え、ハイレベルな生殖医療をご提供しています。生殖医療科のほかに漢方クリニックや免疫科専門医も診療しており、多角的な評価や治療が可能。PGT-A(PGS)はもちろん、卵子提供治療にも対応しています。
    台湾の卵子提供治療は国家で管理・運営されているため安心です。海外のクリニックで心配なのは言葉や文化の問題ですが、三院とも日本語スタッフが常駐しており日本語でのサポートが標準装備。台湾国内外問わず、多くの日本人の患者さまがご利用になっており高い評価をいただいています。


    つらい反復流産ですが、原因を探ってきちんと治療を行えば、解決の可能性はきっと残されています。専門のチームと共に歩むことで、不安を少しずつ希望に変えていけるはずです。


    ☆NUWA生殖医療センター公式ホームページ(日本語)お問い合わせもこちらからどうぞ。

    ☆NUWA生殖医療センター公式Xをフォローして最新情報をゲットしましょう!

    ☆NUWAの卵子提供、もっと知りたい方はこちらへどうぞ→https://www.nuwacare.com/ja/ovum-services/egg-donor-program/whynuwa

    ☆東尾理子さんとシェン副院長との対談いろいろ
    https://www.youtube.com/watch?v=kuoLVO_w6Hc(NUWAの高い妊娠率の秘密)
    https://www.youtube.com/watch?v=ZGu5uQG00tU(ドナーの力を借りて夢をかなえる)
    https://www.youtube.com/watch?v=6XOkyr5WB_U (卵子バンクについて)

    ☆TBS報道特集(2024.09.24放送)

    2025.10.29

  • 生殖医療に関するコラム

    2025年 体外受精助成3.0 不妊症助成最新制度の申請資格・金額・手続きまとめ

    政府が打ち出した「ハッピー妊活三大プラン」は段階的に実施され、がん患者・妊活中の夫婦・子育て家庭まで幅広く支援します。
    多くの人が注目している「体外受精助成3.0」は2025年11月1日から正式に施行。助成金額・申請資格が全面的にアップグレードされます!

    ハッピー妊活三大プラン概要


    1. 医療的生殖保存助成(2025年9月1日開始)

    乳がん・血液がんなどのがん患者を対象に、採卵・採精など生殖細胞保存に関する手術および処置費用の助成金を受けられます。

    2. 不妊症・体外受精助成3.0(2025年11月1日開始)

    助成金額がさらに増加し、毎回の妊娠で申請が可能になります。

    3. 出生助成金範囲の拡大:ひとりにつき最大10万台湾ドル(2026年1月1日開始)

    不妊治療の有無にかかわらず、ひとりにつき最大10万台湾ドルの助成金を支給します。

    👉 以下に、申請資格・助成金額・新バージョン3.0の比較表をまとめました。助成金制度の変更ポイントが一目で確認できますよ!


    2024不孕症試管嬰兒補助方案申請資格、對象、流程

    不妊症・体外受精助成3.0:最新プランのポイント


    2025年11月1日から、政府は「体外受精助成3.0」を拡充して実施します。
    旧制度と比べて、助成金額はより高額となり、内容もより利用者に寄り添った設計となっています。

    (一) 早めの利用で、より多くの加算

    • 初回申請が39歳未満:助成金最大15万台湾ドル
    • 初回申請が39歳〜45歳未満:助成金最大13万台湾ドル

    (二) 再挑戦もサポート

    • 39歳未満:各妊娠に対する2回目・3回目の治療に助成金最大10万台湾ドル
    • 39歳〜45歳未満:各妊娠に対する2回目・3回目の治療に助成金最大8万台湾ドル

    (三) 第2子・第3子でも助成金支給

    • 第1子に限らず申請可能!
    • 第2子、第3子でも第1子と同額の助成金を支給。
    例:39歳未満の場合、第2子の1回目の治療助成金は、従来の10万台湾ドルから最大15万台湾ドルに引き上げ。

    (四) 1回に1つの胚移植で母子の健康を守る

    • 39歳未満:最大1個の胚移植まで
    • 39歳〜45歳未満:胚移植は最大2個まで
    不孕症試管嬰兒補助 3.0:最新方案重點看過來

    📌 備考
    政府は、39歳以上45歳未満の間に治療を完全に完了することを奨励しています。各妊娠で初回申請の場合、採卵から胚移植までの一連の治療に対し、1万台湾ドルを加算。
    (採卵7万台湾ドル+移植5万台湾ドル+加算1万台湾ドル=計13万台湾ドル)


    ハッピー妊活三大プラン:医療的生殖保存助成(2025年9月1日開始)

    体外受精助成金に加え、政府はがん患者に対しても2025年9月1日から「医療的生殖保存助成トライアルプラン」を実施します。

    <対象者>台湾国籍を有する18〜40歳の乳がんまたは血液がん患者
    <助成内容>
    ・女性:採卵治療 1回あたり最大7万台湾ドル
    ・男性:採精・精子保存処置 1回あたり最大8千台湾ドル
    <助成回数>1人につき生涯で最大2回
    <初年度想定受益者数>約600人のがん患者
    この助成金によって、がん患者も将来の生殖の希望を持つことができます。

    📌 備考
    国民健康署の説明によると、疾患治療の必要性と生殖保存のタイミングを考慮し、「医療的生殖保存助成」の実施機関は、国民健康署契約の人工生殖機関であり、同時にがん診療品質認証を受けた病院に限るとされています。


    ハッピー妊活三大プラン:出生助成金を拡大、ひとりにつき10万台湾ドルの助成金!(2026年1月1日開始)

    出生率の低下に対応するため、政府は「ハッピー妊活三大プラン」の一環として、出生助成内容を拡大。
    2026年1月1日より実施予定です。

    対象者>台湾国籍の女性(台湾国民と結婚している外国籍配偶者を含む)
    <助成内容>各出産につき「出産給付金+助成金」で合わせて10万台湾ドルを支給。双子以上の場合は比例して増額。
    <支給方法>労働保険局が出産給付と助成金を一括支給するため、別途申請は不要。
    👉 詳細は労働部の発表労保出産給付PLUS 出生助成金10万台湾ドルへ》(中国語)
    をご参照ください。


    不妊症・体外受精助成が拡充!ひと目でわかる新旧制度

    政府は2021年より「不妊症・体外受精助成2.0」を推進。2025年8月までに延べ2万6千組のご夫婦がこの制度を利用し、3万人の赤ちゃんの誕生を支援してきました。
    さらなる経済的負担の軽減を目的として、2025年11月1日からは「不妊症・体外受精助成3.0」にアップグレードされます。
    2025年7月25日時点の国民健康署の統計によると、現在104か所の指定人工生殖機関でこの助成を受けることができます。

    👉 新助成制度の変更点は?
    以下の「助成2.0」と「助成3.0」比較表をご覧になれば、一目でお分かりいただけることでしょう。

    項目IVF助成 3.0版(2025年11月~)IVF助成 2.0版 
    各胎ごとの初回助成金額 39歳未満 :最高15万台湾ドル
    39歳以上45歳未満:最高13万台湾ドル 

    最高10万台湾ドル
    各胎ごとの第2~3回助成金額   39歳未満:最高10万台湾ドル
    39歳以上45歳未満:最高8万台湾ドル
    最高6万台湾ドル
    各胎ごとの第4~6回助成金額 40歳未満:最高6万台湾ドル
    (40歳以上45歳未満は最初の3回まで助成) 
    40歳未満:最高6万台湾ドル
    低所得・中低所得世帯 最高15万台湾ドル 最高15万台湾ドル
    医療目的の妊孕性温存支援 乳がん・血液がん患者 申請不可


    不孕症試管嬰兒補助 3.0與舊制2.0的差異

    📌 ポイント:
    助成回数は「助成金を受けて出産した子どもの数」によって改めて計算されます。
    第1子を出産後、第2子・第3子に対しても申請を行う場合はその時の年齢に基づいて「体外受精助成3.0」を申請します。

    💡 例:
    38歳のときに第1子の第1回助成を申請したAさんが、同じ胎(第1子)について2回目の助成金を申請する場合、Aさんがすでに39歳になっていたとしても、「その胎についての初回申請時の年齢(39歳未満)」に基づいて計算されるため、助成金額は最大10万台湾ドルとなります。
    📌 この表に示されている金額は、各胎・各回ごとの最大助成金額です。実際の助成金額は、各ケースの治療内容や医療費に応じて決定されます。

    ⚠️ 詳細な助成制度の内容は、政府の正式な通知および内容を必ずご確認ください。


    不妊症・体外受精助成プラン:対象者および金額算定方法

    体外受精助成の申請条件

    ✔ 夫婦のいずれか一方が中華民国(台湾)国籍を有すること
    ✔ 妻の年齢が45歳未満であること
    ✔ 人工生殖機関の医師によって不妊症と診断され、体外受精治療を行う必要があるとされた夫婦であること


    年齢によって異なる助成回数

    できるだけ早期に人工生殖に取り組むことを奨励するため、政府は「体外受精助成3.0」において、申請可能な助成回数は年齢によって規定されています。

    女性の年齢各胎あたりの最大助成回数
    40歳未満   最大6回まで助成
    40歳以上45歳未満  最大3回まで助成

    📌 注意:

    助成回数は「助成を受けて出産した胎数」で計算されます。

    つまり、最初の治療で無事に妊娠・出産できた場合でも、第2子を希望する際には、その時点の年齢に応じて再度補助を申請する必要があります。

    💡 例1:

    Bさんが2026年2月(38歳)に体外受精治療を受けた場合、助成金申請回数の上限は6回ですが、その後40歳を過ぎて第2子を希望する場合は、助成回数の上限が3回に調整されます。

    💡 例2:

    第1子の初回助成金申請時に39歳だったCさんが同胎で2回目の助成金申請を行う場合、その時点で40歳になっていても同胎の治療についてはあと5回まで助成金を受けられます(39歳の初回申請を含め、合計6回)。



    不妊症・体外受精助成制度 申請4ステップ

    では、体外受精助成金はどうやって申請すればよいのでしょうか?
    以下の4つのステップに沿って進めば、安心して治療を受けながらスムーズに助成金の申請もできます!
    試管嬰兒申請補助4步驟



    STEP 1. 特約人工生殖機関で相談

    不妊症のご夫婦は、衛生福利部国民健康署と契約している人工生殖機関でカウンセリングを受け、医療サービスを受けます。

    STEP 2. 医療機関がオンラインで代行申請

    助成金申請の資格が確認されたら、医療機関がオンラインで申請を代行します。

    STEP 3. 資格取得後1年以内に治療を実施

    助成金資格を取得した後は、1年以内に治療を開始する必要があります。

    STEP 4. 特約機関が治療費用の助成金を申請

    治療終了後、6か月以内に医療機関がオンラインで当該治療費用の助成金を代行申請します。審査に通過すると、助成金が申請者の指定口座に振り込まれます。


    不妊症・体外受精助成金 よくある質問

    Q1:体外受精助成金はどのくらいで入金されますか?

    申請完了からおよそ1か月で助成金を受け取ることができます。
    進捗を知りたい場合は、「人工生殖補助申請進度照会(中国語)」プラットフォームで申請案件番号と治療を受けた妻の身分証番号を入力すると確認できます。

    Q2:体外受精助成金は第一子限定ですか?

    第一子でなくても申請可能です! 助成の資格要件を満たしていれば申請できます。

    Q3:凍結してある卵子を融解して受精・移植を行う場合、助成金額はいくらになりますか?

    その場合は治療内容が「胚移植」に限られるため、助成対象は移植部分に対してのみとなります。
    初回申請の場合は5万台湾ドル、再申請の場合は4万台湾ドルの助成金が受けられます。

    Q4:体外受精助成の特約人工生殖機関はどこにありますか?

    国民健康署が公表しているリスト(中国語)をご参照ください。
    2025年7月25日時点で、台湾全土に104か所の特約機関があります。

    ➡️ 詳しい情報やよくある質問は、NUWA医療の体外受精補助制度説明ページをご覧ください。


    NUWA医療のサポート体制

    NUWA医療では、患者様が体外受精治療を無事に完了できるよう支援するだけでなく、政府助成金の申請もサポート。経済的なご負担軽減のお手伝いをしています。
    不妊症専門の医療チームと専属の胚培養士が一対一でサポートし、さらにスマート生殖記録システムを活用して、すべてのご夫婦の「幸せな妊娠」を共に目指します。

    体外受精治療や助成金申請に関してのご質問は、ぜひ公式LINEをご登録のうえご連絡ください。専任スタッフが丁寧にご案内します!
    または、クリニックで直接医師にご相談いただくことも可能です 👉 オンライン予約

    NUWA医療の体外受精治療についてもっと詳しく知りたい方は、こちらの紹介ページもぜひご覧ください 👉 体外受精治療のご紹介


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    筆者情報
    NUWA生殖医療センター

    NUWA医療は、不妊治療の専門医や豊富な体外受精(IVF)臨床経験をもつ専門チームが集結する、生殖医療機関です。
    台北・桃園・台中に拠点を構え、3つの高規格生殖センター、2つの漢方クリニック、3つの国際水準の胚培養ラボを備えています。
    総合的な生殖医療サービスを提供し、一人ひとりのご家族が「授かる喜び」へと歩む道を丁寧にサポートします。

    主な診療内容:
    不妊治療、体外受精(IVF)、人工授精、卵子凍結、卵子提供、生殖カウンセリング


    2025.10.23

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